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水のお話

1週間ぶりの更新なのに、バリバリの毒舌です
すみません ^^;

猫叉は、小賢しいSF小僧で自称「スタニスワフ・レム」の弟子です
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「スタニスワフ.レム(Stanisław Lem)」

私の「思考の師」でも有る彼は良く「悲観論者(ペシミスト・Pessimist)」とか、「虚無主義者(ニヒリスト・Nihilist)」とか評されていますが、現実には少し違います
彼は徹底した科学者なんですよ
徹頭徹尾、科学者の視点から描かれている話であり、導き出されている結論なんですね
だから彼はその文章の中で、人のみ成らず、現実世界の事象や科学その物に対しても、自己の、或いは世間の人々が謳う、余計な期待や願望を織り交ぜるような事はしません
その判断は常に冷静で、公平で、的確です
何故なら、人が扱う科学の限界が何処辺にあるかが良く判っているからです
其れは同時に人の限界をも知る事にもなります
故に生涯 <「認識の限界の飽くことなき追求者」 by.沼野充義> で居られたのです

そんな思考を持つ人を師匠と仰いでいますから、当然のように猫叉は「似非科学」が大嫌いです
否、其れが単に「ネタ」や「夢物語(ファンタジー)」として語られるのであれば、一向に構いません
寧ろ、どんどんやれば良いと思っています
そう言う場所(ところ)からも「面白い噺」は沢山生まれて来ますからね
私が許せないのは、こう云う「御伽噺」をあたかも「科学」であるかの様に標榜し、「商売」や「教育」に結びつけ「儲けよう」とする輩です

実は先日も某大手マスメディア系のHPに怪しげな「水」を紹介する記事が載りました
其所には、数年前に問題になった彼の『水からの伝言』がリンクされていましてね
一寸頭に来たと、そう言う経緯です

此奴らは私に喧嘩を売っているとしか想えないので、以前から注目はして居ました
まぁ、そもそも此奴等の根っ子は「似非科学」
それもバリバリの似非科学、殆ど「ムー」の世界(=妄想)なのは言うに及ばず、なので
其れが「妄想(ファンタジー)」の域を出ないのであれば、本来、私の関知する処ではありません
人の信条や信仰は自由であるべきだからです
只、今回奴等の云う言葉の中で引っ掛かった、と言うか
正に私の「逆鱗に触れてしまった」一節がありましてね

>「クラシックを聞かせたら水の結晶がきれいになり、ヘビメタを聞かせると結晶が崩れる」

いやいや
君達クラシックをナメてやしないか?
ショスタコーヴィッチやストラヴィンスキーは言うに及ばず、ヘビメタの方が遙かにマシだと客観的に思える様な楽曲なんて、クラシックの世界には文字どおり山のようにあるぞ?
然も作曲者まで遡るならば、所謂「トンデモ」な人は幾らでも居るしw
某巨大SNS頁オーナー、ベレッタさんも仰有っているではないか

>「クラッシック=優雅で落ち着いた感じ」 絶対違うw

ああ、禿同ですなw
(因みに彼も結構なクラシックヲタで御座います)
そんな綺麗で純粋で健康的な物じゃないですよ、彼れ等は
もっと生々しくて、凶暴で、狂気に満ちた禍々しい何かを内在した物です
そして、往々にしてヒトをコロします
時折本当に「殺し」て居ますしね
一旦足を踏み入れると簡単には抜け出せなく成る
一寸扱い方を誤ると廃人になる
そんな麻薬みたいな劇物です

まぁ、正確には

>「ベートーベンやモーツァルト、ショパンなどの美しいクラシックの曲は、それぞれの個性を発揮しながら美しい結晶を作ったのです。それに対して、怒りと反抗の言葉に満ちたヘビーメタルの曲は、結晶がバラバラに壊れた形になってしまいました」 by.某信者のアメブロより転載

らしいですがw

否、一寸待てーーーぃ!
ベートーヴェン先生は「怒りと反抗」その物の人生を送られた御方なんだがw
彼の大文豪にして当時の知識人ナンバーワンであったゲーテ氏に
「下品だ、サイテーだ、貴様は」と罵られ
「なんだ此の品のない大音量は! まるで破鐘が響いているようじゃないか」
とまで云われたんですぜ?
第一、交響曲に初めて不協和音を取り入れたのは件の鬼瓦先生ですよ?
他にも室内楽&貴族社会全盛の時代にあって、オーケストラの構成を大幅に改造(魔改造と言っても過言ではないレベルw)し、音楽を貴族社会から引っぺがし、良くも悪くも俗社会に投げ込んだのも、此の運命先生なんですぜ?
モーツァルトにしても、彼自身が滅茶苦茶な人物だったのは有名な話だし
然も、彼の音楽は美しいなんて凡庸な形容は陳腐すぎて受け付けられないほど、完成度が高い
(否、未だに其の良さは判りませんけどね、、、orz)
謂わば人の手では為し遂げられ得ない領域の音
否、だからこそモーツァルトは ”ああ言う”人だったのだろう
と思わせるに足る音です
モーツァルトの音は怖いですよ、本当に
其の結晶は、
そうですね、仮に出来たとしたなら、
随分と醜悪な物になるか、或いは完全無欠な「球体」になるか、
だと思いますね
人知を越えていますから
少なくとも凡人が観て「美しい」とか「綺麗」だとか言う物には絶対に成らない
と、そう思います
すみません、ショパンは興味がないので、良く解りませんw
ただ、wiki君を読む程度と、幾つかの有名な楽曲を聴いた限りの個人的な感想では
「病弱故の思い込みや妄想、望郷の念が異常に強い」人、で「女性遍歴が激しい」
ですかねぇ
ショパンも余り綺麗な結晶には成らない様な気がします
否、あくまでも其れで「結晶化する」ならば、と言う御伽噺が前提、の話ですがw

こう云う輩は、絶対クラシックがなんなのか解って居ません
先ず知らないし、恐らくは知ろうともしない
一寸クラシックを囓った事がある人なら、彼等の抱くイメージが過ち処か、見当違いも甚だしい事を感覚的に知って居ます
奴等は知らずに上っ面のイメージだけで物を言って居る
理由は後述しますが、此は私にとって「喧嘩を売って居る」に等しい行為なのです

此と同じ感覚で、私が言われて一番頭に来る
そう、文字通り「カチン」と来るのに
「(クラシックを聴いているとは)高尚な趣味ですねぇ」が有ります
此を云われるとほぼ100%の確率で私は「喧嘩上等!(=臨戦態勢)」となります
此の言葉は私的に「喧嘩を売っている」としか思えないからです
高尚な、と言う言葉の裏に潜む悪意と差別が我慢成らないんですよ
「そんな下らない物」と言われているのと同義語なんですね、私には

私個人は単に聴いていて心地良いからクラシックを聴いている ”だけ”の事です
聴いて気持ちが良い音楽が偶々「クラシック」と言う分野(ジャンル)だったに過ぎません
だから、誰が何を聴こうと熱中しようと構わない、と思って居ます
現に、昨年秋に私が嬉々としてサントリーホールへマーラーを聴きに出向いたのも
職場の先輩(私より可成り年上)が東方神起の追っ掛けをして野外コンサートに行くのも
仲の良いネットの友人がスキマスイッチのライブに出掛けるのも
私の中では全く同じです
其所には何の差異も違いも無い
聴いて楽しければ、其の人が満足であれば、其れを聴いてハッピーになれるのなら
其れで良い
音楽とは本来そうした物の筈なのだから

つい先日某巨大SNSの友人から教えて頂いたのですが
彼のヘンタイ作曲家「ストラヴィンスキー」がこんな名言を残しています
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「イーゴリ・フョードロヴィチ・ストラヴィンスキー(Igor Fyodorovitch Stravinsky)」
曰く

>「音楽は何も表現しない ただ鳴り響く音があるだけだ」

其の通りです
流石は「オーケストレーションの魔術師」ですな
其所には「高尚」も「下劣」もない
次元もへったくれもありゃしない
他所様に迷惑が掛からなければ良い話です
極論を云うならば、其の人や生き物が聞いて居て心地良いのなら、誰が何を聴こうが一向に構わない、と言う事です
只、私も修行の足らない只の凡人ですからね
アレよりはコレが、、、って云いますよ?
アッチよかコッチの方が良いんじゃね?
って云います
ただ、其れはあくまでも私の「私感」です
私だけの感想です
其れに同意するか否かは自由です
其所を強要して居るのではありません

では何故に「怒り心頭に発し」「怒髪天をつく」状態になるのか
こう云う輩は、無意識にクラシックを馬鹿にして居るとしか、私には思えないからです
良いんですよ
私だけに「其れ」が向けられているのであれば
其の蔑みが私個人ではなく、暗に彼の人達と其の音楽にも向けられて居ると思えるからこそ、私は全身全霊を持って其奴等と対峙し、文字どおり「喧嘩上等!!」となって牙を剥くのです
彼等が文字どおり、命を賭して今に伝えた物が此の音なのだから
そう云う人達を私は何人も知って居ます
私にとっての「人生の師」なぞは、正にその典型です
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私にとっての「人生の師」 ジョージ・セルGeorge Szell )」

だから許せない
どうしても其れだけは看過出来ない
此処だけは譲れない

私を蔑むのなら勝手にすればいい
だが私の愛する者、愛する物をも蔑むと云うのならば、私は一切の容赦をしない

其れが無意識か意識的かは余り関係有りません

喧嘩を売る気はなかった、、、
ではすまされない位私の中では沸点の低い問題なのですよ
此処は

事はクラシックに限らないと思うのですが
長い伝統と時間を生き抜いて来た物には、其れなりの理由と力があります
好き嫌いは別として、此等は無駄に長い歴史を内在して居るのではありません
歴史に名を残す、残さないは別として、本当に数多くの人々の想いが其れ等を現代に伝えて来て居るのですから
其れを支えて来たのは、其れ等を愛し、時には己の人生をも賭けて来た、無数の人々の意志と情熱です
そう言う先人達の生き様に敬意を払えないような輩
其の事に思いが至らない連中
其れこそが私の敵なのです

こう云うアヤシイ水の、然も金儲けの為に「その名」を語るな、汚らわしい

信じても居ない物を語るな!
心にもない言葉を重ねるな!
反吐が出るわ!

と、まぁ そう言う事ですね

相変わらずややこしくてすみません (汗

Mehta12_685x250
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