学問・資格

だ~か~ら~ 

副題<疑いを持つと謂うこと 其の四>

事の発端は某顔本のウォールに上がった記事リンクです
友人がフォローしていたのですが、此の手の記事は、色々と見ても益のない話が多くてですね
何時ものようにスルーするつもりだったんですが、動物ヲタクとして一寸ばかり見逃せない物を見てしまいましてね
で、例によって「怒り」の「元ネタ探索の旅」が始まったと云うわけです

先ずは「問題」の記事
「最近の絶滅5種 食べちゃう、乱獲、自然破壊の被害者達」
http://squashnews.doorblog.jp/archives/20394446.html

もうぅね 個人的に表題からして激しく「 ー"ー 眉根に皺!」 ですよ
中を見たら、ああもう 突っ込み処が、、、、orz
どうして動物関連のネット記事ってこうも間違いが多いんだ? ーー;

せめて写真くらいは正しいのを使え! と小一時間w
以下記事のコピペです

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アラビアオリックス/ Arabian Oryx
偶蹄目ぐうていもく(ウシ目) ウシ科
まっすぐのびた長い角を持つ、アラビアオリックス。伝説でんせつの生き物、ユニコーンのモデルだという説せつもあるんだ。この美しい角を人間にねらわれて、絶滅ぜつめつしそうなんだよ。
71f66370_2
http://www.konicaminolta.jp/kids/animals/library/field/arabian-oryx.html
---------------
えっと
先ずオリックスには4亜種居まして(Oryx beisa ベイサオリックス Beisa oryxOryx dammah シロオリックス Scimitar horned oryxOryx gazella オリックス(ゲムズボック) GemsbokOryx leucoryx アラビアオリックス Arabian oryx)此処で問題になっているのはアラビアオリックスです
其れを先ず頭に入れておいて、、、、

此奴の問題は簡単じゃない
保護区に国際紛争が絡んでいますからね
只、唯一の光明は人工繁殖が可成り成功していると言うことです
世界中の動物園で成功の報告が上がっています
因みに純然な野生個体は絶滅したとされて久しい筈です
今、現地に生息しているのは人工繁殖個体を野生に戻した物なんですね
実はウシ科は可成りの数まで個体数が減っても復帰が可能と言われています
アメリカバイソンが好例でしょうか
オリックスに関して言えば先ずは保護地区の整備が済まないことにはどうにもなりません
其れまでは世界規模で動物園での血統管理と維持が必要になります
保護区の整備が済み次第、野生に戻せるよう準備を整えておくことが肝心なんですよ
もともと可成り過酷な環境に済む生き物ですから、大元の個体数も小さいです
そう言う意味合いもあって単純に増えれば良いという生き物ではありませんし、保護の在り方も簡単じゃないんですよ
Oryx20leucoryx20israel

================
ハーレクインカエル/Harlequin Toad
この種のカエルは沢山の種類があるようだが、カエルそのものは皮膚が薄く敏感なので温度の上昇など温暖化の影響を受けやすく、簡単に絶滅に追いやせれるようだ。
87e22dabs

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表題の「だ~か~ら~ 」は此奴です
写真、全然違うカエルの物ぢゃんこれ!
好い加減にしろよ!!
だから此の手の記事って信憑性が皆無になっちまうんだよっ!

と、CRTの前で叫ぶこと小一時間w
此ですからね
だから私は生き物自然系は基本ナショジオの記事しか信用しない事にしています
因みに此処で使われている画像のカエルは「アマゾンヤドクガエル」と云います
ヤドクの中でも比較的飼育も繁殖も普通に可能な部類(の筈です、私のような大雑把でずぼらな奴には到底無理ですけれど ^^;)

「アマゾンヤドクガエル」
Ventrimaculatus1
学名「Dendrobates minutus ventrimaculatus 」
通称「ベントリ」
http://www.knowledgelink.co.jp/cgi-bin/service/izukan/ryo/display.cgi?h036

本来の「ハーレクインカエル/Harlequin Toad」は此方
「キマダラフキヤガマ」
Atelopus20spumarius20pebas20stubfoo
http://allabout.co.jp/gm/gc/70746/

大体「Harlequin Toad」はヤドクガエルの仲間ですらありません
小さいですが歴とした蝦蟇蛙の仲間です
意外かも知れませんが、ヤドクガエルの仲間は人工繁殖に成功しています
あの人達は環境と小さな餌(羽のないショウジョウバエが一般的)さえ整えば ”勝手に増える”(知り合いの某カエル教授曰く)そうですし、実際に流通しているメジャーなヤドクカエルもCB(人工繁殖個体)が殆どです
逆に難しいのが蝦蟇の仲間なんですね
彼等は実の所、長期の人工飼育も意外と難しいんですよ

更に云えば、この記事にあるような温暖化は余り彼等には影響がないと思います
彼等を取り巻く問題は其所じゃないし、そんなに簡単で単純な物ではありません

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ミューレンバーグイシガメ/Glyptemys muhlenbergii
成長して7.9~11.4センチメートル、世界最小の亀一つです。東米の爬虫類は大きな生活の問題があり、湿地開発や排水が大幅に増え、世界中のその他多くの種に適した生息地を減らしてきた。
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「ミューレンバーグイシガメ」
Bog20turtle20clemmys20muhlenbergi_3

否、アメリカでしょ?
サイテス(通称・ワシントン条約)1類でしょ?
マニアが動物園が放って置くわけがないと思いますがw
絶対人工繁殖に成功していますね
其れが証拠のヨークサック付き子亀の画像、だと私は思います
正に語るに落ちた画像じゃないかな、此は
ヨークサックというのは、まぁ、卵の栄養分のことです
孵ったばかりの子亀の腹には此奴が付いてましてね
或る一定の期間は此から栄養を補給し、其の間は絶食です
此を吸収しきって暫く経つと自分で喰うようになります
多分、何処かの動物園が人工繁殖孵化に成功したときの写真を引いてきて居るんじゃないかな
環境の問題は確かにイシガメ・クサガメには厳しい問題が山積しています
でもそう言う地球の裏側のマニアックな亀の話題を取り上げる前に、先ずは足元のアカミミをなんとかしろと小一時間w
因みに此の子亀の画像が本当に「ミューレンバーグイシガメ」なのか、残念ながら私には判別が付きません
http://allabout.co.jp/gm/gc/70790/
参考までにAllboutもリンクしておきましたので此の亀の詳細は其方を参照下さい
(あ、やっぱり人口繁殖成功して居るんだ、然もEXPOに出てるのねw)

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ドワーフサラマンダー/Dwarf Salamander
かわいい顔してますね、アメリカが主な生息地、スラリとした体で、夜行性。やはり生息地の破壊が原因だったりして絶滅の一途のようです。
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いやいや、ドワーフサラマンダーだけでは全く同定できませんから(泣
ドワーフサラマンダーって単純に「小型山椒魚」っつー事ですよ?
其れで何をどう同定しろと?
何でこう大雑把というか、十把一絡げなんだ!

と、此又CRTの前で騒いでしまいましたよ ーー;
種類が判らなければ生息地とか其処の環境問題とか全く判らないじゃないですか
そもそも画像の山椒魚が希少種なのか否かも此だけでは判別が付きません
小型山椒魚なら何でも、、、と云う乱暴な話でお茶を濁すつもりなんでしょうかね
でも両生類マニアの恐ろしさを知らないですな
多分、この画像はなんですか~? と尋ねたら、絶対同定して学名や生息地はおろか、いろんなあれやこれを教えてくれる輩が居ることだけは確かですねw
さぁ! コアなマニアの諸君!! 
後は頼んだ! 宜しく!!

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メガネザル/Siau Island tarsier
このメガネザルは、火山の噴火と食用のための狩猟により絶滅の危機に瀕している。
Ede43c72s

----------------
あ?
先ずはメガネザルとか大きい括りにしている割には英名に「Island」の文字が
えっと、つまりは何処かの「島」にいる「固有亜種」のメガネザルが危機に瀕していると、云うことですかね?
で、何処の島だよ、と言うことでGoogle先生にお尋ねしたらばインドネシアの孤島のようですな

と、此処まで調べて来てメガネザルの画像がどうにも気になったから、ちょっと突っ込んで検索してみたら、、、、

うわぁ~~~~~
此、元々は全部ナショジオの”過去”記事ぢゃん!   orz ←大文字赤字

メガネザルは此
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062304&expand#title
然も一年以上前の物!
火山の影響ならその後どうなっているか位確認しろよ!!!

山椒魚は此方
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062305
此も同時期じゃねぇか!
流石元記事には学名も書いてあるわ
ほら、地元も懸命に努力しているとか書いてあるぢゃんか!
そう言うことは絶対載せないのなw

ミューレンバーグイシガメは此方
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062306&expand#title
此奴もだ!

蛙は此方
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011062307&expand#title
此もだわ!
やっぱり!!  フキヤガマぢゃん!!!

どうして大元の記事を改悪して流すかなぁ
ナショジオの記事なら其のままリンクすれば良いのに!
こう言う物を見ると「悪意」を感じますよ
正しい情報じゃなくて自分に都合の良い情報を流しているとしか思えないんですよね
此の手の物に遭遇すると怒りと共に何とも云えない無力感に苛まれます
画像がすり替わっているのなんか、もう悪意その物としか思えません
だって大元がナショジオなんですからね
画像のクオリティや正確性、信頼性ではなくて、如何に「(情に)訴えかけるか」に主眼が置かれている
と言うか、其所にしか置かれていない
だから亀の物は ”可愛い”「小さな子亀」になったし、カエルの其れはより「鮮やか」で「見栄えの良い」物に変えられた

事、環境問題や動物保護については、情に流されてはいけない、と言うのが私の基本スタンスです
其れ(情)は問題の大元を見えなくし、別の物へと結論や思考を誘導しかねないからです
同じ星に世界に時間に生きる物達だからこそ、共存を図らなくてはならない
よりよい共存を目指して今を、此からを、どうするか、どうしていくか、が一番大切な問題の筈
其れを、可愛いだの可哀相だの、まして知性があるの賢いだのは論外です
そんな物は単なる主観であって客観的な視点ではない
問題の本質は其所には絶対にない
こう言った問題に必要なのは、あくまでも客観的な事実に基づいた分析と理解と、其れに根ざす活動方針の筈です
こう言う「捏造記事」はそう言う視点を曇らせ、問題を一気に矮小化する
様々な過程の果てに、最終的に「情に訴える」と言う手段は許されるかも知れませんが、其れはあくまでも正確な事実の認識と、正確な知識を得てからの話ですよ
今回の物は完全に「情に訴え」ようとして、肝心の画像を間違えてしまった
若しくは間違っているのに気付かず其のまま流してしまった
其の結果、一番大事なはずの「正確性」が大きく損なわれることになった
こう言う「悪意」の積み重ねが、ひいては肝心の生き物達を追い詰める事になるのがどうして判らないのか
極論を言うなら「可愛」くて「綺麗」で「稀少」でありさえすれば良い、となりかねない
良い例がパンダと朱鷺です
朱鷺の学名を知っていますか
「Nipponia nippon」ですよ?
学名に日本の日本種と入っている、或る意味国鳥の雉より日本固有種の看板みたいな鳥です
なのに日本固有亜種は絶滅しました
同じ頃、お隣の大熊猫の為には何千万円もの寄附が集まり、何億と云う「レンタル料」を払っています
こう言うことが「情」に訴えるとまかり通ってしまう

でもこう言う記事を嬉々として発信する輩にはそう言うことはどうでも良いのでしょう
一寸したプロパガンダになれば良い、位の気持でしょうね
其れが証拠に記事の年号が1年以上前の物
その後の検証なんか何一つやってないだろう事くらい容易に予想が付く
画像の「明らかな過ち」すら気付かないのだから

あ゛~ も゛~ 
暴れて良いですか?!!  ーー;

大体此処に出て来るのって「絶滅危惧種」であって「最近の絶滅5種」ぢゃねぇ!
「絶滅危惧種」と「絶滅種」を一緒くたにすんな!!
生き物の絶滅ってそう簡単には決まらないんだよっ!!!

ナショジオの同じ様な記事に「南米のヒキガエル、絶滅両生類再発見」と云うのがあるんだけど、こう言うのは絶対取り上げないんだろうなw
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011021801

連中に必要なのは「綺麗で可愛い」或いは「格好良い」生き物の「危機」であって、其れに携わる人々の苦闘とか研究の成果じゃないから

何でもそうですが、此までして来た「人間の所行」をあげつらい批判するだけでは先に一歩も進めません
現状を正しく認識し、どう科学的に対処できるか、が鍵なのです
其所には「感情」に支配された「情」は要りません
科学的な根拠と実証データ、こう言う自然保護で云うなら観察や飼育に基づいた経験も含まれるでしょう
そう言う物に基づいた長期的展望と思考が必要なのであり、其れはあくまでも「科学」です
科学には正確性が必要不可欠です
ですからこう言うミスリードを狙った悪意に満ちた、或いは未必の故意に彩られた、記事はどうしても許す事が出来ません

今後も気付き次第取り上げて行きたいと思っています

と、此処まで書いて来て更に酷いことが判明

オリックスの元記事は此方です
「アラビアの“一角獣”、絶滅危機を脱す」
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110620001&expand#title

ああ、もう、云うべき言葉がありません
此は明らかな捏造ですね ーー;

砂漠のユニコーン達に幸いあれ!

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元ネタが酷くても

ちょっと手間をかければ面白い物が釣れるという好例 第3弾
元ネタは某大手SNSのニュースサイト
「これはキュウリだっつってんだろーがああ! どうしてもブドウが欲しいサルにキュウリを与え続けたら……」<http://bit.ly/QqbPhl

某大手SNSアカウントが無い方用に記事をコピペ---------

隣のサルはブドウをもらっているのに、自分はキュウリしかもらえず腹を立てているサルの映像を紹介します。ある実験で行われたもので、サルの映像は動画の1分33秒ごろから。
(動画:http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1211/07/news131.html
実験はオランダの霊長類学・動物行動学者により行われたもの。同じ働きをした2匹のサルに、もし平等でない支払いをしたらどういった反応が返ってくるかを調査しました。当然ですが、キュウリしか与えられなかったサルは不満爆発。怒ってキュウリを実験者へ投げ返したり、囲いを両手で掴んで揺さぶったり……。不服を示す一連の動作がコントのようで、かわいそうと思いつつもつい笑ってしまいます。キュウリを投げつけられた実験者が、動じることなくキュウリをまた与える流れも最高です。
動画は研究発表会でも上映され、サルが露骨に怒りをあらわす映像が流れると、聴講者が声をあげて笑います。一緒にサルのコミカルな動きを楽しんでみてはどうでしょうか。

--------------------------------

過去に何回かイタイ目と云うか、トンデモな記事に遭遇し開いた口が塞がらず、顎が外れそうになった苦い経験があるので、此処のニュースの元ネタは必ず元ソースを辿っている
 (詳細は過去日記「疑いを持つと謂うこと」と「疑いを持つと謂う事 其の弐」を参照下さい)

今回の元ネタは此方らしい
これはキュウリだっつってんだろーがああ! どうしてもブドウが欲しいサルにキュウリを与え続けたら……キュウリへの不服っぷりが露骨すぎる。」
http://bit.ly/VUu3nK> By.ねとらぼ

で、是を読んだ私の第1感想はと云うと
そもそも此の実験対象になっているサルたちは「労働の対価としての不公平」を認識しているのだろうか?
と云う物
単に隣との単純比較で「私(牝らしい)、ブドウ貰えてない!」と思っているだけじゃないのか?
是だけでは、とても其所に「公平」とか「労働の対価」とかの認識を示したり、実証したりが出来ていないのではないか
そうなるとそもそも実験の目的は何だったのだろうか

前回も前々回もちょっと確認したら面白い物に行き着いたので、今回も柳の下の何匹めかの泥鰌を狙って「ソース(大元)確認の旅」に出る事にする

先ずは、動画の上がっているyoutubeへ行って元の動画を見る

「Capuchin monkeys reject unequal pay 」

で、私がyoutubeを見る時に必ずやっている「概要」を確認する、を行う

<Frans de Waal shows us a task he gave Capuchin monkeys to see if they responded to a sense of fairness. For the full video see http://www.youtube.com/watch?v=GcJxRqTs5nk
Frans de Waal is a Dutch primatologist and ethologist. He is the Charles Howard Candler professor of Primate Behavior in the Emory University psychology department in Atlanta, Georgia, and director of the Living Links Center at the Yerkes National Primate Research Center and author of numerous books including Chimpanzee Politics and Our Inner Ape. His research centers on primate social behavior, including conflict resolution, cooperation, inequity aversion, and food-sharing. He is a Member of the United States National Academy of Sciences and the Royal Netherlands Academy of Sciences.>

英語は激しく苦手な為、是だけでは何のことやらサパ~リである
なのでGoogle先生の翻訳ソフトに是をコピペして翻訳して貰う

<フランス·デワールは私たちに、彼は彼らが公平感に応えているかどうかをオマキザルを与えたタスクを示しています。フルビデオについてhttp://www.youtube.com/watch?v=GcJxRqTs5nkを参照してください。
フランス·デワールは、オランダの霊長類学者と動物行動学者である。彼はエモリー大学心理学科アトランタ、ジョージア州、そしてリビングリンクヤーキス国立霊長類研究センターのセンターとチンパンジーの政治と私たちの内側の類人猿を含む多数の書籍の著者のディレクターで霊長類行動のチャールズ·ハワード·キャンドラー教授です。紛争解決、協力、不公平回避度、食品·共有を含む霊長類の社会的行動についての彼の研究センター、。彼は科学と科学のオランダ王立アカデミーの米国国立アカデミーのメンバーでもあります。>

ま、自動翻訳なので日本語が至る処で怪しいのは目をつぶる
重要なのは、此の動画が所謂トンデモではなくちゃんとした研究者の物であるらしいと云う事
なので、此処から再度文中にリンクされているフルVerを観に行く

「Frans de Waal: Moral behavior in animals 」

其所でも同様に「概要」を開いて確認する
矢張り英語オンリーなのでワケワカメである
なのでもう一度Google先生の翻訳ソフトの御世話になる

<共感、協力、公正性·互恵性 - 他人の幸福を気にはとても人間の特徴のように思える。しかし、私たちのどのようにこれらの道徳的な特性の多くのすべてのシェアを示す霊長類および他の哺乳動物、上のフランス·デ·ワールは、株式行動テストのいくつかの驚くべき映像を、。
TEDTalksは、世界をリードする思想家や徒は18分で、自分たちの生活の話を与えるTEDカンファレンスから最高の講演や公演の毎日のビデオポッドキャストです。注目のスピーカーは、気候変動、設計上のフィリップ·スタルク、"シックスに子供一人当たり1つのラップトップ、チンパンジー、マラリアにビル·ゲイツや蚊、パティーのマースでジェーン·グドールに彼女自身のストローク、ニコラス·ネグロポンテを観察する上でジルボルティーテイラーにアル·ゴアが含まれている感覚"ウェアラブルハイテク、そして"謎の魅力にロスト "プロデューサーJJエイブラムス。 TEDは、テクノロジーのためのエンターテイメント、デザイン、立ってTEDTalksは、次のトピックだけでなく、科学、ビジネス、開発、芸術をカバーしています。様々な言語でのクローズドキャプション、翻訳字幕はhttp://www.ted.com/translateで、今TED.comで利用できまする。
ご質問やこれや他のTEDのビデオに関するコメントがございましたら、http://support.ted.comにアクセスしてください>

ほうほう!
翻訳字幕Verがあるとな?!
是は是非観てみたいぞ
と、云う訳でリンク先に飛ぶ

「TED」<http://www.ted.com/translate
其所で暫く迷ったけれど、無事該当動画の翻訳字幕付きVerを発見する

「フランス・ドゥ・ヴァール: 良識ある行動をとる動物たち」

17分と結構長いけれど内容は中々興味深いです
どうもフランス·デワールと言うオランダの動物行動学者の行った一般の人への講演会録画が大元の動画ではないかと思える
若しくは教育TV番組の一般教養、と言った類の放送用動画かも知れない
そう思っていたら当たらずとも遠からずだった、で御座るの巻

「TED」
TED(テド、英: Technology Entertainment Design)とは、アメリカのカリフォルニア州モントレーで年一回、講演会を主催しているグループのこと。

何れにしても此で最初の疑問は氷解
ちゃんとした実験だったようですねw
只、実験その物は可成り古い物のようで10年前の、、、と言った発言が出て来る
此の手の分野では著名な実験だったようでもあるけれど

個人的に動物行動学への知識は殆ど無いので、此の動画で言われて居るように「不公平」とか、「共感」とかの認識が動物にも存在し、其れが示されている実験だったのかは、私には判断できない
まぁ、此の動画を見る限り「そう見えはする」事には同意するけれど
なので「そう言う考え方も出来るね」としかコメント出来ないが、非常に面白い動画だったと思う

此処までしないと気が済まない私は、矢張り
自称であっても、懐疑主義でペシミストなLEMの弟子なんだなw、
と納得すること小一時間 (笑

因みに11月8日のGoogle先生は「ブラムストーカー仕様」になってます
Bramstoker2012hp
なんでも生誕165周年なのだそうですよ、皆様

「詳しくはブラムストーカーを読め」
by.インテグラル・ウィンゲーツ・ヘルシング卿(HELLSING)
Title

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恋人を紹介しようと思う 其のⅠ

と云っても「元」なのだが、、、笑
ま、この所一寸見直したり、惚れ直したりしているので正直「縒りを戻そうか」と思わなくもない

此処で云う「恋人」とは誰かと云えば、他でもない
前日記や過去日記に書いた通り「Zubin Mehta(ズービン・メータ)」その人である
何故、わざわざ「元」を付けるかと云うと
実に簡単なことである
「裏切られた」のだ
其れも結構、手酷く、何回も、ね
かと云って完全に縁を切る勇気もなかったし、未練も大いにあった
何より彼を信じたかった
色々と考えあぐねた結果、暫く距離を置いて静観しよう
そう心に誓ったのだ
その日以来実は、ン十年の時が流れているのだが未だに「距離」を置いた「静観状態」を解消できずにいる
なので、表向きはどうしても「元」が付くと、、、まぁそう言う訳なのだ

先ずは人物紹介から
Zubin Mehta(ズービン・メータ) 1936年4月29日生まれ
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ご覧の通り一寸目立つ容貌と名前から判るように、彼はペルシア系の祖先を持つインド人である

只今御歳76歳
30zubin

老いて尚盛んと云うか、まぁ若い頃からなにかと「熱い」人だったから、未だにとても情熱的で意気軒昂なお方である
実は父親も地元のボンベイ交響楽団の指揮者であった
1954年にはウィーンに移り、ウィーン国立音楽大学でハンス・スワロフスキーに師事
1958年リヴァプール国際指揮者コンクールで優勝
1961年から1967年までモントリオール交響楽団の音楽監督を務める
1962年から1978年までロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督を務める
1977年イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任
(1981年には同楽団より終身音楽監督の称号を授与)
1978年にはニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督に就任
                                                        以下略
とまぁ、実に華麗な経歴の持ち主
所が私との出逢いは、とても邪道で「はい~?」な物であったのだ
色々と記憶と年号を辿るに1978年が所謂ファーストコンタクトであったようだ
切っ掛けは一枚の新譜レコードのチラシである

Mehta
マーラー交響曲第1番「巨人(TITAN)」
(イスラエル・フィルハーモニー)

お? イケメンじゃね? この人、結構好みかも♪
とばかり、出たばかりの此のレコードをいそいそと買いに奔った
そして、嵌った、、、orz と言う訳である
実はこの頃は未だ、さしてクラシックを「聴く」と言うスタンスは取っていなかったのだ
当然、マーラーなぞ聴いた事もない
と言うか、知らなかった
只、その頃には既に私にとっては人生の師匠であり指針でもある、セルとの運命的とも言える出逢いは果たしていたから、全く素地が無かったと言う訳ではない
只、単に「聴く」と言うスタンスにまで至っていなかった、と言う事である
この1枚を切っ掛けにメータやクラシック全般に一気に興味が湧く
この後、私を決定的に其方側へと墜としめた1枚のレコ-ドに遭遇する
其れは、すっかりメータにやられてしまった私がなけなしの小遣い握りしめて、駅前のレコード店を訪れた時にやって来た
メータが気に入ったのだが何かお勧めはあるか?
と問う私に、店主は当時出たばかりの<ストラヴィンスキー作曲「春の祭典」ニューヨークフィル版>を奨めてくれた
今思うと何故此を奨められたのか、実は良く解らない
他に無難な物が幾らでもあったと思われるからだ
恐らく発売直後だったから、とは思うのだが、実は件の店主、今思うとストラヴィンスキー好きだった、或いはメータのファンだった、のではないかと想像する
どう考えてもクラシックを聴き始めたばかりの「華の女子高生」に奨める1枚では無かろう、、、と思うのだが、どうだろう
まぁ、結果的に今日こうして「我が青春のクラシック」を回顧出来る訳だから、件の店主の洞察力と先見の明には感謝こそすれ、非難すべき何者をも見いだせない
そんな訳で、私にとって最も印象深く忘れられない
と言うか、忘れようったってそうは問屋が、、、な1枚が此方
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ストラヴィンスキー作曲 『春の祭典』
(はるのさいてん、原題フランス語:Le sacre du printemps, 英語:The rite of spring )
(NYP/ニューヨーク・フィル)

初見から凄まじい感覚が襲う
「画」が見えるのだ
然も曲の進行に従って其の「画」は動き、流れ、一編のストーリーが形づくられて行く
色彩が非常に豊かで豊富なのはメータ本来の持ち味でもあるのだけど、其れにしてもあの経験は凄かった
この曲は本来バレエ組曲であるから、ある意味光景が浮かんでも不思議ではない
考えようによっては「当然」なのかもしれない
しかし、「春の祭典」は只のバレエ曲ではない
かの”ヴァーツラフ・ニジンスキー”が初演を担当した事でも有名なのだが、この曲を別格な物にしているのは、其の初演で観客同士の罵り合いや殴り合りあいが起こり、野次や足踏み等で音楽が聞こえず、ニジンスキー自身が舞台袖から拍子を数えてダンサーたちに合図しなければならなくなる、と言う文字通りの大混乱を極めたからに他ならない
何しろ「当時の新聞には「春の"災"典」(Le "massacre" du Printemps、直訳「春の虐殺」)という見出しまでが躍った。by.wiki」位なのだから
そんな「トンデモ」な曲に嵌ってしまった訳だ
否、嵌ったと云うより既に文字通り「逝ってしまった」と言う方が正しいような状態になってしまった
そんな私に、この頃のメータ&NY、メータ&ロスフィルは容赦なく追い打ちを掛ける

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組曲『展覧会の絵』(てんらんかいのえ、露: Картинки с выставки; 仏: Tableaux d'une exposition)
モデスト・ムソルグスキー作曲、ジョゼフ=モーリス(モリス)・ラヴェル編曲
(NYP/ニューヨーク・フィル)

A
『ペトルーシュカ』 (露語:Петрушка , 仏語:Pétrouchka)
イーゴリ・フョードロヴィチ・ストラヴィンスキー作曲
(NYP/ニューヨーク・フィル)

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『幻想交響曲』(げんそうこうきょうきょく、Symphonie fantastique)
エクトル・ベルリオーズ作曲
(NYP/ニューヨーク・フィル)

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組曲『惑星』(わくせい、The Planets)
グスターヴ・ホルスト作曲
(LPO/ロスアンジェルス・フィルハーモニー)

そしてトドメが
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「スター・ウォーズ、未知との遭遇」
ジョン・ウィリアムズ 作曲
(LPO/ロスアンジェルス・フィルハーモニー)

正に怒濤の勢いとはこの事では無いだろうか
ふと気付くと、私の心(ハート)は遙か彼方に墜ちていた
既に回収不可能な状態になって彷徨っている (笑)

実はこの後、熱狂から疑問、更に不信を経て落胆に至る波瀾万丈な行程があるのだが、、、
長くなったので一端切り上げる事にする

「Uranus, the Magician - The Planets - Gustav Holst - Zubin Mehta」 
組曲「惑星」 天王星、魔術師
原題:Uranus, the Magician

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