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補足説明と訂正と

此の所、降るのか降らないのかはっきりしないお天気が続いておりまして
どうやら本格的に梅雨らしくなって来たようです
否、個人的には、余り歓迎出来ないんですけれどね
お天道様には勝てない故、致し方御座いません
否、下らぬ愚痴から始まってしまいました
身体の組成が障子紙で出来ているに等しい猫叉には、一番辛いシーズンで御座います故、愚痴の一つも出ようかという物
ご容赦下さい

実際の処、暑いだけなら何とか凌げるのですが、湿度が高いと其れだけでね
もうぅ、壊滅的ダメージを喰らってしまいます、、、orz
然も勤め先のバタバタが色々と治まっておりません
絶賛「6連勤」2回の後は、なんと「8連勤」が待ち構えて居たと言う、、、 ^^;
ええ、もう、どうにでもなれ、焼くなり煮るなり好きにしろ! な気持ちで御座いますw
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さて、そんな些かやけのやんぱち状態の猫叉ですが、今回の話題は前回UPした「人参」のお話しの続きです
と言うか、訂正と補足説明をば

先日、「人参」の片割れだった「短編ベスト10」を読んで居てふと気になったので、件の「テルミヌス(Terminus)」を一足先に読み返してみました
え~~~~と、、、
先ずは訂正とお詫びから
纏めの中で時系列が違って居ました
テルミヌスの発する信号からピルクスが船の過去に気付く
と書きましたが、完全に逆でしたね ^^;

ふとした切っ掛けから航海日誌を漁って自分が今乗っている船が件の事故船だと探り出す
其の後、テルミヌスが発する信号の中に事故当時の乗組員名が出て来るに気付いて驚愕し、、、

と言う流れでした
いやぁ、やっぱり書いてUPする前にはちゃんと確認しないと駄目ですね
一応ざっと見返してたのですが、見落とした様です
申し訳御座いません (平身低頭


此所で紹介しました「テルミヌス(Terminus)」は読んだ当時、文字通り「うおぅ!!」って思わされた1編でしたし
最終話の「運命の女神(Ananke)」は、何と言うか、本当に色々と考えさせられた話でした
他にも非常に興味深いお噺しが幾つも綴られています
冒頭の「テスト(Test)」こそ何となく結末が見えた物の、「パトロール(Patrol)」や「条件反射(Odruch Warunkowy)」、「審問(Rozprawa)」は、最後まで結末の予想が付きませんでしたし
「狩り(Polowanie)」や「事故(Wypadek)」は、各々AIロボットが噺の中心に据えられていますが、主題は其処では無く、人が其れ等機械人形をどう扱うか
其れ等、無機物の塊に何を思い入れるか、が丹念に描かれていて非常に興味深い物があります
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そんな中でもやはり最終話の「運命の女神(Ananke)」は少し別格に感じます
まず、此の話を読んだ時、真っ先に思ったのはレムの視点が正に「医者」の其れだったと言う事ですね
色々と何と言うか
夢も希望もない「裸の現実」が其処には淡々と描かれて居ます
冒頭からしてそうです
宇宙に出る場合、人として避けられない物は何か
其れは、突き詰めるとこう言う事では無いのか
と言った人としての命題、限界を問い掛ける
其処に描かれて居るのは、生物学的な限界であり、人としての限界でもあるから
妙に現実的で綺麗事の欠片も無い
普通なら夢と希望の象徴としてスマートで格好いい「宇宙飛行士」達を描くと思うのですけれど
彼はこう言う「身も蓋もない描き方」をする ^^;

レム自身、病で苦労して居るからこそこう言う描き方になったんだろうな、と其の時は思ったのですが、
其れだけでは無いですね
やはり、医師としての知識や経験や、そう言った物に由来しているんだな
と、今では思って居ます
自身の経験だけでは無い、正規の学問と知識から裏打ちされ描かれた「現実」と「限界」なんだな、、、と
そう言った意味においても、彼のSFはこう言う「寓話的なSF」ですらリアリスティックだったりします

こう言った「科学的アプローチ」に基づいたSFと言う意味で、良く比較されるのが「アーサー・C・クラーク」です
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「アーサー・C・クラーク(Sir Arthur Charles Clarke」

クラークの書くSFは可成り正確に近未来を予言していると言われていますし、実際「宇宙ヨット」が宇宙を飛んでいたりしますしね
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リアル@宇宙ヨット、ことIKAROS(イカロス)」
心情的感情的賛否はあるかも知れませんが、「海底牧場」等は文字通り遠くない未来の「お話し」となる事でしょうし

只、彼の描く未来は割と明るい希望がベース(基本形)の様な気がします
限界を超えて更に其の先へ!
正に「プルス・ウルトラ(Plus Ultra, ラテン語でもっと先へ、もっと向こうへ、更なる前進)」ですね
其の先には明るい未来が或る
そう信じて進もう! 
只、敢えて意地悪な言い方をするならば、其れはあくまでも「希望的観測」に過ぎない
レムの描く未来は、「(現実は)そんなに甘くないと思うぞ」と、そんな希望的観測に基づいた未来予想に水を差して来るのです
だから「お噺」でありながら酷く現実的で、有る意味残酷な近未来が其処には展開される事になります
そう言う意味においても、泰平ヨンシリーズより更に「現実味」を帯びた「お伽噺」がピルクスシリーズなのかも知れません

因みに、下巻収録の「ピルクスの話(Opowiadanie Pirxa)」は、個人的に可成りお気に入りの1話です
実は昨年冬「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」を観に行った時
「あ、此って "アレ" じゃんw ピルクスじゃんw」
と思わず呟いてしまったお話しでもあったりします
此所の経緯と言うか、感想は其の内(特に仕事方面が)落ちついたら、別個に取り上げて「宇宙戦艦ヤマト2199」の考察日記にしようと思っては居ますが、、、何時になる事やら ^^;;;
思い出し序でに一言だけw
アレはさ
「アンリ・ルソー」の絵が出て来た時点で「夢(軽い悪夢)」のお話しと判る
洋画好き、特にシュールレアリスム好き、だと其の辺りの「ガイド」が解り易いんだけどなぁ
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閑話休題

其れでも、レムは宇宙に行くな、とは決して言いません
むしろ、こう言うリスクを抱えてでも征くべきだ、と主張しています
其の辺りは彼の「ソラリス」でも同じです
ただ、「甘い夢は見るなよ」と釘を刺して警告して居るだけなのですね

最終話の後、「ピルクス」はどうしたか
続きは「大失敗( Fiasko)」で、、、と
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なんだか続きはwebで、みたいですねw
まぁ、実際はそんなに甘くも簡単でもないから今も頭抱えている訳で、、、orz

と言うか、何の補足説明にも無っていませんですね、此 ^^;;;

申し訳ない

あ、後、一言だけ苦言を
いえね、「テルミヌス(Terminus)」が、「ローマ神話における境界の標識の神。by.wiki」 である事は非常に重要なんだけど、文中で其処を紹介するのは如何な物かと
せめて訳者註で小説の後に書いて欲しかった、、、と思った次第
否、只の個人的感想です、ハイ

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