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展覧会

先日、某所から「鳥獣戯画展」が東京国立博物館で開催される
しかも、現存する全ての物が展示されると言う
実に、聞き捨てならぬ情報が流れて参りましてね
詳細はこちら
07
「東京国立博物館」特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」

良いなぁ、帝都の人は本当に良いなぁ、、羨ましい、、、orz
可成り、心情的に落ち着かない猫叉です

今晩は
なかなか、毎日PCを開ける、と言う基本動作すらおぼつかない状態ですが、
季節は確実に春に向かっているようで御座います
今日など、常連のお客様曰く「最高気温が16度位有った」そうでしてね
道理で一寸忙しく立ち働いただけで軽く汗ばんだりしました
此でこのまま春に突入! なら良いのですが、もう一度くらい寒波が戻ってくるのが
此の地のデフォルトで御座います故、まだまだ油断大敵な季節で御座います
ま、国府宮の裸祭りが済んでいませんのでね
もう少し春の訪れは先のお話しとなりましょう
Kounomiya2
尾張大国霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ)
此所で毎年開催される「儺追神事(なおいしんじ)」、通称「はだか祭り」が済むと
本格的な春の訪れとなるのが、此の辺りの気候風土で御座います
Kohnomiyahadakamatsuri11
「儺追神事(なおいしんじ)」、通称「はだか祭り」

さて、「展覧会」と言えば、真っ先に思い浮かぶのが「展覧会の絵」でして
クラシックファンの猫叉は、「展覧会の絵」と此の肖像画が完全にリンクしています
Mussorgskyilya_yefimovich_repin
モデスト・ペトロヴィッチ・ムソルグスキー
( Моде́ст Петро́вич Му́соргский)

まぁ、なんつーか、色々と不幸な人でしてね、此の方
生活苦等から酒に溺れ、結局アルコール依存症による心臓発作で亡くなります
享年42歳
確かに夭折と言う年ではありませんが、些か早過ぎるように思います

表題の「展覧会の絵」が、元々「ピアノ組曲」なのは割と有名なお話しなのですが、
一番演奏数が多いのは、やはり「ラヴェル」の手による「編曲」verでしょうね
Ravell
ジョゼフ=モーリス(モリス)・ラヴェル(Joseph-Maurice Ravel)」
楽譜が変態な事では、此の人のも人後に落ちませんw
出来るか! あんなの!! っつーか、私には読めない、、、orz
と、思わず買ってしまった「ダフニスとクロエ」のスコアを前に、呆然となった経験がある猫叉です ^^;
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此、プレゼントの包装紙なら単に「綺麗だねぇ」で済むんだけどなぁ
あ、実際の処、楽曲は可成り美しいですよ、もちろんw
実は、ラヴェルも色々と気の毒な方でしてね
晩年は本当に辛かった事と思われます

ラヴェル以外にも色んな人が、此のピアノ組曲「展覧会の絵」を編曲してオーケストラverにしています
昨年、某巨大SNSで知り合ったトロンボーンの先生に、あのディズニーアニメ「ファンタジア」で有名な「ストコフスキー」の編曲verがある事を教えて頂きましてね
此は此でなかなか興味深い物がありました ^^
Stokowski04big
レオポルド・アントニ・スタニスラフ・ボレスラヴォヴィチ・ストコフスキー
(Leopold Antoni Stanislaw Boleslawowicz Stokowski)」


只、猫叉は師匠の信者wなので、やはり此方の方が聞いていて一番安心します 
51gdnafsl
そう言えば此のジャケット、暫く携帯の待ち受けに使っていましたね ^^;
ま、「不肖の弟子」と言うより「ミーハーな信者」と言う方が正しいので、其処の処は敢えて突っ込まないようにw
此の録音音源CDは、つい最近リマスターverが出ました
ファンとしては非常に嬉しい所です
511s1p65l
早速、密林でポチったのは言うまでもありませんw

あと此の「展覧会の絵」と双璧な位有名処、と言えば、やはり「禿げ山の一夜」でしょうか
「交響詩『禿山の一夜』
但し、ディズニーのファンタジア等で有名な耳慣れたあれは、実は、リムスキー=コルサコフによる補筆版だったりします
Nikolay_a_rimsky_korsakov_1897
ニコライ・アンドレイェヴィチ・リムスキー=コルサコフ
(Николай Андреевич Римский-Корсаков
Nikolai Andreyevich Rimsky-Korsakov)


只、猫叉の場合、「リムスキー・コルサコフ」と言えば、「シェヘラザード」でして
「『シェヘラザード』(Шехераза́да)」と来るなら、
やっぱり「コンドラシン」しかないのでありまして
Kondrashin
「キリル・ペトローヴィチ・コンドラシン
(Кирилл Петрович Кондрашин)」

此方のが「至上」にして「史上最強」で御座いますな
24032_cover
コンドラシンに関しては、本当に残念としか言いようがありません
まったく「クラウス・テンシュテット」にはですね
きっちり其の辺りの事情と苦情を懇々と小一時間 ー"ー;

で、有る意味情けない話なのですが、たった今知った事なのですけれど
<リムスキー=コルサコフに作曲の個人指導を受けていたストラヴィンスキー>by/wiki
へ~~~ええぇぇぇ ストラヴィンスキーってコルサコフの個人指導受けていたんだ!
まぁ、コルサコフ自身相当優秀な「先生」だった、と言う逸話はどこかで耳にした事がありますから、有る意味、納得なお話しなのですけれどね
問題なのは、彼のシェヘラザードなる非常に美しくて官能的な楽曲を書かれる人にですよ
教えを請うて居たにもかかわらず、あの変態極まる音と譜面は、一体何??? 
、、、と、これまた小一時間w
否、好きですよ、ストラヴィンスキー
正直「シェヘラザード」よか「春の祭典」の方が猫叉は断然好みですけどねw
ま、そんな私も大概、、、
おっと話が盛大に逸れたようです

で、前置きが重畳になりましたが、実は今回の話題はと言うと
音では無く「絵」と「画像」だったりします ^^;
冒頭のムソルグスキーに関する「絵」や諸々の「画像」のお話しですね

先ずは、肝心の「展覧会の絵」ですけれど
彼の友人であった画家の遺作展での印象を曲に纏めた物、と言われています
絵と言うか、主題は10個ありまして
「小人(グノーム)」、「古城」、「テュイルリーの庭 - 遊びの後の子供たちの口げんか」
「ビドロ(牛車)」、「卵の殻をつけた雛の踊り」、「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイエ」
「リモージュの市場」、「カタコンベ-ロー マ時代の墓」、「鶏の足の上に建つ小屋 - バーバ・ヤガー」、「キエフの大門」
それぞれに可成り印象的な楽曲ですし、可成り有名なので一度は耳にした事もあるかと思われます
が、大元の「絵」は意外と皆さんご存じないのでは無いでしょうか
なかなか素敵な絵なんですよ、此が
折角なので出し惜しみせず、一挙公開!といきましょう
Hqdefault
個人的に原画が是非みてみたい絵の一つですね ^^

実は、風呂敷残業(社用画像のPhotoshop処理)をしてまして
”仕事”に飽きたもんですから、某顔本の表紙に使う「素材」(直筆スコアの画像)を探してネットをウロウロしてましたら、ちょっと面白い、と言うか、興味引かれる「画家」に出くわしたのですよ
此方の方です
イリヤー・エフィーモヴィチ・レーピン
(Илья́ Ефи́мович Ре́пин、Ilya Yefimovich Repin)

Ilya_repin__self_portrait Ilya_yefimovich_repin_18441930
左側が御本人の手になる「自画像」だとの事でした
なんでも説明によれば、「ムソルグスキーの肖像画」で有名、とあるではありませんか
えっと、彼の肖像画って確か、、、とGoogle先生にお尋ねすることン十秒
冒頭の画像が出て来て「納得」の猫叉です
むしろムソルグスキーってこの絵のイメージしかありませんw ^^;
wiki君によれば、無くなる直前の「肖像画」のようです
ああ、だから何となく彼の素性とか生い立ち生き様なんかを知る前から、どことなく「深い闇」を感じさせたんだな
序でなので、此の方の他の作品もGoogle先生に尋ねてみました
ああ、なかなか印象的な絵ですね
Ilya_yefimovich_repin_rimskykorsako  Tolstoy_1887
リムスキー=コルサコフ」      「レフ・トルストイ(Tolstoy)」
Portraitofthecomposerantonrubinstei  Medeleeff_by_repin
「アントン・ルビンシテイン」      「ドミトリ・メンデレーエフ

等々肖像画は勿論ですが、なかなか奥行きの深い絵を描かれる方のようです

個人的には此が一番インパクト大でしたね
Ivan_the_terrible_and_his_son_ivan_
「Ivan the Terrible and His Son Ivan」
<1885年には、心理的側面において最も強烈な絵画『イワン雷帝と皇子イワン』を完成させる。
カンバスの中でイワン雷帝は、怒りを抑えきれずに息子を殴って深手を負わせてから正気に戻り、死にゆく息子を抱き締めつつ恐れ慄いている。
怯えきったイワン雷帝の横顔は、力ない息子の横顔と対比をなしている。> by.wiki

此の方、wiki君によりますと、彼の「ムソルグスキー肖像画」を売って彼を教会に埋葬する代金に充当したそうです
晩年のムソルグスキーは相当すさんだ生活をしていたでしょうし、絶望も色々と深かったと思われますが、やはり支援者というか、援助者が最後まで居た人なのですね
此の方の展覧会が開催される事が有ったら、是非出向いて原画を直に見たいと思います

元々は自筆スコアの「画像」を漁って居ましたから、序でに、と言うか
折角なので此所に上がった方々の「自筆譜面」画像を紹介致しましょう

先ずは、主題(テーマ)のムソルグスキー「展覧会の絵」
Mussorgsky_pictures_at_an_exhibit_2
なんと言いますか、もの凄く几帳面な譜面ですね
きっと繊細な神経の持ち主だったんだろうな
件の肖像画に似合わない線の細さを感じさせます
逆に、そう言う人だったからこそ、友人の急逝や苦難に耐えきれず、酒に溺れてしまったのかもしれません

次は、変態composerの一角「ラヴェル」先生
Ravel_3
変態なのに綺麗です、と言うか、非常に丁寧な譜面と言うべきか、、、 

譜面が綺麗なことには定評がある「モーツァルト」先生のだとこんな感じです
Mozartjupiter_origms_2
何と言うか、本当に無造作なのに綺麗ですねぇ
う~~~~ん、猫叉は彼の人に喰われたトラウマがありますから
此所まで無造作だと一寸怖いです ^^;;

で、此方が、猫叉が敬愛してやまないベートーヴェン先生のです
Beethoven_5th_symphony
ふつーに「汚い」ですね ^^;;
此等なんかもうぅ、清書屋泣かせだったと言う逸話を見事に裏付けてくれるような汚さ、ですし、、、^^;;;
Bethovenautographofsym9 Beethovenop132score1m_4

只、こう言う沢山の試行錯誤が入った原稿は決して嫌いではありません
むしろ、見ていて安心します
ああ、此の音、或いは絵、表現、文章に到達するのにこんな葛藤があったんだ
と、とても人間らしい物を感じますので
そう言う意味に置いても、無造作すぎるモーツァルトの譜面は怖いです

やはり、人の本質みたいな物がこう言った所にも現れるのでしょうね

と言う事で、本題です
さて どのスコアで某顔本の表紙を作ろうかなw
と言う事で作ったのが此方
ベートーヴェン交響曲第1番に師匠の「George・Szell」
何時ものパターンですね ^^;

Beethoven_symp1
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