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007 「SkyFall」

やっぱりなんですねぇ
慌てて更新すると碌な事にはなりませんね ^^;
前回の記事ですが、画像の差し替え修正と追加及び誤字脱字の訂正をしました
う~~ん、多分、それでも何処かしら抜けやら漏れやら有ると思われ、、、orz

で、反省するだけなら猿でも出来る
と言う訳で(どう言うわけなんだ?w) 次の話題です

先週の木曜日の夜半
何となく寝付けなくてですね
例によって何か読もうと本棚をぼ~と見ていたのですよ
うん、寝付けない夜は読書に限りますw 
(例によって、過去日記をご参照下さい→「眠れぬ夜の過ごし方」
で、偶々目に付いたのが此方
「レッド・オクトーバーを追え!(The Hunt for Red October)」
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映画化もされていまして、ショーン・コネリーが主人公のラミウス艦長を演じています
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相変わらずこの人は、こう言う役をやらせると本当に格好いいですな ^^
でも、猫叉の好みは主人公の「ラミウス」では無くて、
脇役とはいえ、有る意味一番重要なポジションである米海軍原潜ダラスの艦長
「バート・マンキューソ」の方ですw
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で、読んで居る内にDVDが見たくなりましてね
翌日、早速借りに行ったのですが、其の「序で」にと借りてきたのが、今回話題の「スカイフォール」と言う、、、 ^^;

2013年冬公開、と言う事はもう一昨年の話ですので「今更」感が半端ないのですが
ま、折角なので感想日記に仕立ててみました

『007 スカイフォール』(原題:Skyfall)
Skyfall1

劇場公開の時から観たいと思って居たのに、中々その機会が得られ無くてですね
とうとう此の日まで来てしまった作品です
否、基本「007」シリーズには余り興味が無いので、ずっとスルーしていたのですけれどね
前評判が良かったのと、何より設定とストーリーがね、気になったのですよ

粗筋はwiki君を見て頂くとして(ネタバレになるしw)、、、
此が公開された当時、私の周りでは此の映画が何気に話題になって居ました
曰く
色々と、天上天下唯我独尊で独断専行で、然も可成りの素行不良者なのに仕事「だけ」は有能!的な部下を持つ上司は、、、そりゃ「大変」だよなw
然も、普通のリーマンじゃなくて、所謂「00(ダブルオー)」持ちだろ?
普通ならとっくに胃に穴が開いてるよ
あの映画は、ボンド映画なのに彼の上司である「M」のお話で、その「M」が何気に格好いいんだよ
と、
其処で、ちょいとばかし関係各位に尋ねてみたところですね
「最盛期を過ぎた中年(元)凄腕諜報員」が主役、と言う大前提にもかかわらず、非情で有能かつ冷徹な彼の上司が地味に活躍する話だ、、、との事
え?
ボンドの上司って、アレか? 「M」とか言う謎の符号な人のことか?
まさか、間違っても「ミスターL」とかじゃ無いよなw
「エロイカより愛を込めて」という漫画に007、「M」のパロディとして「ミスターL」なる人物が登場して来ます ^^;)

否、でも其れだと、アクション一辺倒の派手なスパイ映画、と言うカテゴライズから些かずれてやしないか?
う~ん、本当に此って007シリーズなのかいな??
ちょっと観てみたいなw
と、思った次第
ま、そうは言っても、其の後色々御座いましてね
今まで観る機会を逸していたという事で御座います

で、実際に、と言うか、やっとこさのことで「観た」感想
うん、評判通り中々面白かった
巷で言われて居る通り、あの映画の主役はボンドじゃなくて「M」だよなぁ
と言うのが私の感想です ^^;
しかし、強い女性を書かせると英国は中々興味深い描き方をしますねぇ
って言うか
「M」のMって「mam(お母さん)」のMだったのかよw
「00」の上司って女性だったんかい!
Skyfall0
早速wiki君を呼びつけて、調べて見たところ
可成り前(1995年)からジュディ・デンチの「M」だったようです (滝汗
知らんかったわ、、、orz
で、此のwiki君にはもっと凄い「事実」が載ってました
<<(Mは)キャラクターは1992年から1996年まで実際にMI5の長官だったステラ・リミントンに基づいている>>
*参考*
英国保安局(Security Service、SS)は、イギリスの国内治安維持に責任を有する情報機関である。MI5(Military Intelligence Section 5、軍情報部第5課) by.wiki

え? 英国軍国家保安局の局長が女性?! @@!!
流石は、リアル「鉄の女」を排出したお国柄なだけの事はありますなw
「M」って「00ナンバー」、所謂殺人許可証を持つ連中を管理するセクション(イギリス情報局秘密情報部「MI6」)の局長に当たる、と言う設定のハズなんだけどな
いくらフィクションとはいえ、色々と凄いなぁ、、、
と思っていたら、何のことは無い、リアルにモデルが居たと、、、
そう言うオチだったで御座るの巻w でした  ^^;;;

で、此の上司「M」が本当に格好いいんですよ~
ブレない、怯まない、恥じない、退かない、諦めない、迷わない
否、お前は「リアル女”ラオウ”かいっ?!」って言う突っ込みをですね
マヂで入れたくなる位凄いです ^^;
いざと言う時の判断も的確で冷徹ですから、窮地の部下を切り捨てる時も一切ためらわない
だから後悔もしない
にもかかわらず、最後まで部下を信じる
無論責任は全て負う
非難の矢面に立ちながら一歩も退かない
いやぁ、究極「上司の鏡」ですな、ありゃ

Mを演じられている俳優さんは、可成り小柄で年配なんですけれど、兎に角本当に格好いいです
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ああ、序でに余計かも知れませんが、、、
何と言うか、北島三郎を何処か彷彿とさせる「箇所」が御座いまして、ですね ^^;; 
うん、それ以上はレディーに失礼、、、(ry

それにしても、査問会でテニスンの詩が引用される辺り、なんつーか、英国ですねぇw
否、「テニスン」の詩とか、或いは「キーツ(ジョン・キーツ、John Keats)」の其れとか
ま、猫叉は全く存じ上げないのですけれどね
其の名自体、彼の国のお話には度々登場いたしますのでね
お名前だけは存じ上げておりますですよ

アルフレッド・テニスン(Alfred Tennyson)
Alfred_tennyson

で、作中引用された詩というのは此方のようです

===============================

hongh much is taken, much abides ; and though

多くのものが奪われたとはいえ、まだ残るものは少なくない。

We are not now that strength which in old days
Moved earth and heaven ; that which we are; we are

その昔、地をも天をも動かした剛の者では今はないとしても
今日の我らは斯くの如し、である

One equal temper of heroic hearts,
Made weak by time and fate,

英雄的な心がもつ共通の気質は、
寄る年波と宿縁で弱くなったとはいえ、

but strong in will
To strive, to seek, to find, and not to yield.

その意志力は強く、努力し、求め、探し、そして屈服することはないのだ。

アルフレッド・テニスン「ユリシーズ」
岩波文庫『対訳テニスン詩集』より

=================================

猫叉、英国文学には(も)全然明るくないので、色々とGoogle先生に問い合わせてみました所
此は、復活と再生の詩なのだそうです
ああ、成る程ね
スカイフォール其の物のテーマが「此」だものな
成る程、これは英国の希望であり「願望」なんだ

と言う事で
実は、わりかし奥の深い「アクションスパイ映画」だったというお話
地味に良い作品だと思います
静と動の対比、正義と悪の力関係、都会の喧噪と田舎の静寂
古典的な武器と、最新の科学技術兵器との対決
老境にさしかかったベテランと、若い天才
栄光ある過去と、「世代交代」の現実と、若手が台頭する未来
そして、その象徴のような「Q」
Skyfallbenwhishawq
*参考*
QはQuartermaster(「需品係将校」の意)から来ており、Mのように役職名ではない。
Qはイギリス情報局秘密情報部(MI6)の架空の研究開発であるQ課の課長  by.wiki

殊に武器の扱い方は非常に興味深い物があります
ハイテクな小物から最新式のボンドカー、ミサイルヘリに到るまで
其れと対照的な古いライフル銃にナイフ、往年のボンドカー(アストンマーチン)
で、結局最後を制するのは、、、と言うオチと流れはなかなか見事です

そして、人としての愛憎、部下と上司に課せられた各々の責任と義務
其れ等に対応する信頼と信頼の、時に命をかけた遣り取り
いずれも中々見応えがあります
全体的にバランスが非常に良く取れているし、時間配分が絶妙ですね
対比が判りやすいので小難しく考えなくても良いですし

後、意外だったのは所謂ボンドガールがあっという間に、然も全く救いの無い状態であっけなく「退場」した事でしょうか
あっと言う間に退場しちゃった所謂「ボンドガール」さんが此方
Skyfall00704
例によって「スッゲー」美人で、人外かと思わせるようなプロポーションの持ち主で御座いましたよ ^^;;
にもかかわらず「そっち方面」の見せ場は、なんつーか
滅茶苦茶おざなりというか
文字通りのワンカットのみと言う
やっぱり、異色の「007」なのかも知れないなぁ
もし、此の作品が「異色」で無いのなら、007シリーズ其の物を一から全部見直しても良いとさえ思うくらいですw

後は、「M」のキャラクターに被せての此の「小物」の扱い方が粋でしたね
うん、何故ブルドックかという処も含めてw
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結末は些かgdgdと言うか、手早く丸く納め過ぎと言うか
明るく終わりすぎた様なキライはありますが
ま、其処はしかたないやね
英国版水戸黄門だもの、007って ^^;;
うん、余裕がある時にDVD買っても良いな、、と思わせるだけの作品でした
Skyfall_4

只ねぇ
どうしても気になる事が、
と言うか、看過出来ない難点が1つだけありましてねぇ
敵役の「シルヴァ」がですねぇ
闇墜ちした「沢田研二」、然も「最新の劣化ver」にしか見えなかったのですよ ^^;
Skyfallr0srq2
闇墜ちした「沢田研二」こと「ラウル・シルヴァ(本名:ティアゴ・ロドリゲス)」

其れが、です、金髪メイクがと言うか、役作りが完璧だった、と言うか
途中からどうしても「闇堕ち沢田研二、最新劣化ver」にしか見えなくて、ですね ^^;;
ストーリーに集中出来なかった、と言う、、、orz

否、俳優さんが悪いわけではありませんですよ
演じていらっしゃる「ハビエル・バルデム(Javier Ángel Encinas Bardem)」氏は本来こんなにイケメンなんですし
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実は、なかなかの怪演でしてね
うん、正直かなり気持ちわr、、、以下自粛
まぁ、最後アレも都度都度出て来るあの台詞も、Mの「mom」に引っかけての設定なんだろうな
とは判る物の、、、ですね
やっぱりなんだ、 気持ちわr、、、、orz

結論
敵役が闇堕ちした最新劣化verの「沢田研二」にしか見えなかった映画だったで御座るの巻w

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コメント

>文さん
コメントを有り難う御座います♪ ^^
おお、00シリーズ踏破者でいらっしゃいましたか
そうすると余計異色な所が判りやすいかも知れませんね
主役の俳優さんも今までのボンドイメージと違う
(金髪碧眼、高身長では無いなど)
と言う事で随分苦労なさったようですし
宜しければ、是非、ご覧下さい
色々と見応えのあるお得感満載な映画だと思います

投稿: LIN | 2015年3月 4日 (水) 02時57分

どんどん、引き込まれて読んでいってしまいました。
00シリーズは、今まで全部見ていますが、今回のは異色だという事が、よく分りました。とっても見たくなりました。

投稿: 文 | 2015年3月 2日 (月) 09時27分

>hiroayuさん
なかなか見応えのある映画なので、お時間がある時に是非どうぞ~ ^^
ああ、後、まぁ割とハッピーエンドなので気軽に楽しめると思いますよ
其の辺りはちゃんとエンターテイメントになっています
そう言う意味に置いてもバランスの良い映画です

投稿: LIN | 2015年2月24日 (火) 05時43分

もう、北島三郎や沢田研二、水戸黄門の例えが面白くて、わたしも気になっちゃいました…(笑)
早くわたしも観たいです!

投稿: hiroayu | 2015年2月18日 (水) 23時49分

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