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拘りと美学

すみません
久々の「宇宙戦艦ヤマト2199」考察日記を続けざまに上げたら、一寸気が抜けてしまいました ^^;
と言うか、、、
リアルで忙しかったのですよ、、、orz
只今、勤め先は「究極の人手不足」で御座います
然も、夏休みに突入してしまいましたからね
アルバイトの手配がががが、、、orz
幸い、ネット環境の方は安定化に向けて可成り前進致しました
コレで安定してアクセス出来るぞっ♪ と喜んでおりましたら
ま、公私共々色々、雷雨の如くと言いますか、雨後の竹の子の如くと申しますか
出来事が降って参りましてね
可成りトンデモな期間が御座いました
先日、私(わたくし)の方は一応治まる所へ治まった為、なんとかなりましたが、
公の方がねぇ
可成り当分此の状態が続く物と思われます、、、orz
まぁ、猫叉も「下天の内を喰らぶる」事、幾星霜
もう無理は利かないお年頃ですので、焦らずボチボチ征きたいと存じます
どうぞ、気長にお付き合い下さいませ

さて、今月30日は、私にとって人生の師「ジョージ・セル(George-Szell)」の亡くなった日です
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「ジョージ・セル(George Szell )」
はい、其の日を「法事」と称してちゃっかり「お休み」を組み込ませて頂いた不肖の弟子で御座いますw
否、私としては間違いなく、心証的にも信条的にも心情的にも「法事」で「追悼」で「ミサ・ソレニムス」なのには違いないのですが
正直に申請しても、理解して貰えないだろうなぁ、と思いましてね
手っ取り早く判り易い「法事」と言う文言で申告形式を取らせて頂いた、
と、まぁそう言う事です ^^;

其の追悼の一環として、棒顔本の表紙が今月は殆ど週替わりで師匠の画像になっています
もう鬼籍に入られて久しい方なので、画像検索をしても殆どがモノクロですし、
余り大きな物が無いので結構苦労しながらも、愉しみながら更新して居ります ^^
で、更新しながら色々思ったり感じたりした事を簡単にコメントにして、画像と一緒にUPしています
因みに、只今使用中の画像は此方
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此の画像を見ると、なかなかの熱血指揮者の様に見えますけれど
残された動画を見る居る限り、彼は非常に振り幅の狭い指揮をして居ます
此は私の様なアマチュア・オーケストラ出身の素人から見ると、可成り見辛いタクトと言わざるを得ません
本来、指揮者にはそれぞれ其の個性に応じた指揮振りが有ります
オーケストラがプロなら、指揮者も自分流儀を通せるのでしょうが
私の所属していた処は、アマチュアもアマチュア、
只の学生オーケストラでしたからね
当然、客演の指揮者の方は皆さん、非常に判りやすい指揮をして下さいました
だから、と言う訳でもありませんが
youtube等の動画を見ても、つい指揮をする手元やタクトを追ってしまいます
後は、当然の様にContraBassに目が征くと、、、 ^^;
否、此は実際にコンサートへ出向いて行っても、全く同じ傾向があります
恐らく、是は私だけでは無く、何らかの楽器を嗜まれた方には共通の "性" では無いかと思われます
実際、学生時代はオーケストラ仲間と一緒に良くコンサートに行きましたが、
皆、自分の担当する楽器ばかりを観て(聴いて)居るのですよ ^^;
其れでも、コンサート後に近くの喫茶店で1~2時間ほどお喋りしてから散会して居たのですが、互いに自分の楽器しか観て(聴いて)いないにも関わらず、演奏や指揮者に関して幾らでも話が出来た物です
ああ、此って
例えば、宇宙戦艦ヤマト2199で、私は殆ど沖田艦長しか観て(注目して)居ないにも関わらず、ヤマトの事に成ると幾らでも話が出来てしまうのに似て居るのかな?
違うか ^^;ゞ
閑話休題w

私が今まで見てきた内で一番見易かったのは
「昔からの恋人」こと「ズービン・メータ」氏ですね
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「ズービン・メータ(Zubin Mehta)」
否、贔屓目無しに、彼の指揮は非常に判り易いと思います
画像などを見ると、派手でオーバーアクションの様に感じられますが、実際はと言うと
youtube等に上がっている動画等を見ると良く判るのですが、意外とコンパクトで無駄が無いのが判ります
其れと、彼はパフォーマンスが非常に上手いですね
嫌み無く、そつなく "見せる" 事に長けて居る様に思います

此と逆な傾向が強いのが、「リッカルド・ムーティ」かな
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「リッカルド・ムーティ(Riccardo Muti)」
只、彼の場合は其の指揮振りがオーバーアクションとか、派手とかでは無く、
単純に「文句なく ”格好良い” 」と言う辺りが、何となくシャクなのですがねw

youtubeでアレコレ検索する様になって、可成り色々な方の指揮振りを拝見したのですが
一番見辛かったのが、「カラヤン」
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「ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)」

一番判り辛かったのが、「ベーム」
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「カール・ベーム(Karl Böhm)」

否、此はあくまでも私個人の感想ですよ、勿論 ^^;
後は何度も書いていますが、
MTTこと「マイケル・ティルソン・トーマス」が、楽しげにストラヴィンスキーを振る様は、本当に衝撃的でした
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「マイケル・ティルソン・トーマス(Michael Tilson Thomas)」

後は、先日「猫叉亭綺譚」の「クライバー忌」で取り上げた「カルロス・クライバー」
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「カルロス・クライバー(Carlos Kleiber)」
噂通り、本当に優雅でエレガントな指揮でした

そうそう、ヤンソンス」の指揮が何かとても可愛いのですよ ^^;
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「マリス・イヴァルス・ゲオルグス・ヤンソンス(Mariss Ivars Georgs Jansons)」
其れと、彼の指揮は色々と親切ですね、オーケストラにも聴衆にも
流石は「気持ち良くオーケストラに仕事をさせる達人」の異名を持つだけの事は有ります
矢張り、指揮振りにはその人の人柄が色濃く出て来ますね

因みに、師匠こと、セルの指揮は決して判り易く 「無い」 です ^^;
只、セルの場合、確かにタクト其の物の振り幅は小さいのですが、左手の指示が非常に明確なのですね
此は、DVDに録画されて居た「ベートーヴェン交響曲第5番・運命」のライヴ時の映像を見て居て気付いたのですが、
物凄く細かく左手でオーケストラに対し指示を出して居るのですよ
其方の方は実に判り易い
雄弁と言っても差し支えない位、其の意図や意志がダイレクトに伝わって来ます
アマチュア上がりの私でも、難なく指揮者の言わんとする事が理解出来る
其れ程 「判り易い」 のです
処が、タクトはと言うと、必要最小限の指示しか出さないし、示しません
此方は、付いて行くのに可成りの集中力と理解力、様々な知識と経験則が必要になる様な気がします
右手は、冷徹であくまでもクールな指揮官
左手は、雄弁で時に熱血になる指導者
そんな一見アンバランスの様に思えますが、此がセルと言う人物から同時に放たれると
此以上は無いくらい効率的でバランスの取れた明確な「指揮」に成るから不思議です

そもそもこうした「振り幅の狭い」指揮振りは、彼の師匠に当たる「ニキシュ」の影響が強いと言われて居る様です
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「アルトゥル・ニキシュ(Arthur Nikisch)」

同様のスタイルを固辞した指揮者に、「フィリッツ・ライナー」と言う指揮者が居ます
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「フリッツ・ライナー(Fritz Reiner)」
以前、クライバーンのエンペラー(ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番)を紹介した時の指揮者ですね
「Sinfonia・シンフォニア <休憩時間のロビー> 5 」 参照 )
彼は「チョッキ幅の指揮者」と言う渾名を承っていた様で、文字通り身体幅からはみ出ることが無かった、と言われて居るそうです
否、あの堂々たる音色を出すライナーの指揮が 「チョッキ幅」 と言う辺り、俄には信じがたいのですけれども ^^;

同じ事はセルの指揮にも言えます
或る意味、そう言う「地味」なタクトの動きから、こう言う圧倒的な「音」が出て来るのは「究極の「格好良さ」とも言えます
派手なパフォーマンスや仕草では無く、必要最小限の指示でオーケストラを指揮し、其の真髄と実力とを遺憾なく発揮させる
但し、言うべき事、伝えるべき事は明確に指示し、表現させる
この辺り、表向きは感情表現を極力抑え、純粋な音のみを追求し続けた師匠らしい美学の現れではないでしょうか ^^

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