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「宇宙戦艦ヤマト2199」の考察 其の九 

宇宙戦艦ヤマト2199ファンの皆様、今晩は
何だかんだで、2度目の映画館上映を見逃した猫叉です、、、orz
やっぱり、なんだな
今回は初日ではなく、2日目の鑑賞と言うのがいけなかったのかな
って、多分何の関係も御座いませんね ^^;
まぁ、次回最終章は是が非でも初日上映に間に合う様、今から日程調整を掛ける積もりでは居ますが
其れにしても、後2ヶ月程で終わってしまうのですねぇ
寂しいと言うか、何と言うか
祭が終わってしまう様な寂寥感が御座いますな
とは言え、考察その物も完了はしておりませんし、地上波放送も継続中で御座いますれば
気長に、そして息長く続けて征きたいと思って居ます
或る意味、お愉しみは此から、なのですからね

さて、と言う訳で、
やっと予告通り「宇宙戦艦ヤマト2199」第6章の考察に入ります
但し、映画館上映分を1度見た限りですからね
些か荒っぽいのと、ドメルの戦術に関する考察は彼方此方で成されて居る様ですから
私は一寸違う視点からの考察と、解釈を進めてみたいと思います
まぁ例によって、SF小僧特有の七面倒臭いお話やら、元ネタの説明に終始するかとは存じますが、宜しければお付き合い下さいませ
さて、では一旦時間軸を2週間前に戻します

予定通り征って来ました「宇宙戦艦ヤマト2199」第6章
一言で言うなら、、、
後たった4話で彼等の伏線を、何処でどう回収する積もりなんだ???
と、小一時間 ^^;
いやぁ~、出渕監督、なかなか今後の展開を読ませませんねぇ
無論、個人的には 大いに「GJ!!」なのは言うまでもありませんがw
何しろ、1度見た限りですからね
思い違いやら、見落としやら、聞き間違いなど色々あるとは思います
なので、取り敢えず気付いた事や何やらをメモ書き程度に書きながら進めてみます

第19話「彼らは来た」
旧作「七色星団」へ到る道筋設定を説明する様な立ち位置の回ですね
後は伏線が多々示されます
岬百合亜に憑依したユリーシャ・イスカンダルと沖田の会話
PV冒頭の
「何故波動エンジンの設計図ではなく、コスモリバースシステムを直接届けなかったのか?」
と言う、或る意味「(旧作では)問うてはいけない」問い掛けは、此処で出て来る
ユリーシャ曰く、
<波動エンジンは遠く宇宙(うみ)を征く為の物、武器にしてはいけない>
其れに対する沖田の答え
「単独でガミラスと対峙しながら長旅をするには身を守る武器が必要だ」
一旦武器にしてしまえば其れはガミラスと同じだね、と懐疑的なユリーシャに
「ヤマトが、否、人類が救うに値するのか見て居て欲しい」
と、応える沖田
其れに対するユリーシャの返答
<私は只の観察者、判断するのはお姉様(スターシャ)の役目>

ふむ、イスカンダルって何者なんですかねw
第1章で彼等が所謂「王族」であり、ユリーシャは其の「第3皇女」として紹介と言うか、
そう言う設定が示されるのですけれど、其れはあくまでガミラスからの立ち位置である筈です
イスカンダル自体にはもう少し、違う立場と設定がありそうですな
其れにしても、宇宙規模の救済とか、何をベースに置いて居るのかなぁ
「幼年期の終わり」( 『幼年期の終り』原題・Childhood's End
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の「カレルレン」(見掛け悪魔その物という設定だけどさw)とか、
「2001年宇宙の旅」( 『2001年宇宙の旅』原題・A Space Odyssey
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の「スターチャイルド」辺りかしらん
作者は此方
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「アーサー・C・クラーク(Sir Arthur Charles Clarke)」
まぁ、「2001年宇宙の旅」はキューブリックとの共作で御本人は不満のようですが ^^;
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「スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)」
まぁなぁ、キューブリックは色々と "奇才" だったからなぁ
仕方がないのかも知れません
但、其のどちらが欠けても「2001年宇宙の旅」は成り立ち得ないのですがね

超古代文明を扱うお話の設定に良く出て来る、
所謂「超オーバーサイエンス」を発明し、何千年単位の寿命を持つ種族が居るとするなら、其れは人類にとってある意味「神」に等しい存在なのではないか、
と言う、割りと古典SF的問い掛けがベースですかね
沖田艦長の「我々は験されて居るのかも知れない」と言う台詞は、案外此の辺りにかかって来るのかも知れません
まぁ、イスカンダルという奴等は何かと「上から目線」ですし
或る意味彼等は、そうした "神に近い存在" なのかも知れません
嗚呼、だから地球時間で1年経てば「18歳」なのか? (←違w
然も「その使命は、救済」とか言っておきながら「取りに来い」ですよ?
でもって、何気に武装を否定して居るんですよ?
アレコレ云っていますが、要は
<欲しければgdgd言わずに "取りに来い" さもなくば滅んでも知らんぞ >
と言っているのも同然ですからねw
此はもう脅迫でしょう
然も、ドSで高飛車でツンデレ天然と来たもんだ 
こんな女達が支配する世界に守とか藪とか、本当に残りたかったんだろうかw
後、真田さん、何気にユリーシャから死亡フラグ立てられていませんか? ^^;
波動砲を作った張本人として
此の辺りの回収もどうするのかなぁ

第20話「七色の陽のもとに」
題名が、スタニスワフ・レムの名著「Solaris」(早川書房翻訳版・邦題「ソラリスの陽のもとに」)から来て居る事は、過去日記で紹介した通りです
(参照 <「Solaris 」とは> )
旧作「七色星団」が「ミッドウェー海戦」をモチーフにして居るのは割りと有名なお話しなのですが、実際の海戦を下敷きにして居る為でしょう
本来は余り合理的では無いと(私には思われてならない)宇宙空母艦が出て来ます
はっきり言って旧作の造りは色々と個人的に「(ー"ー;)?ゞ」な感じがした物ですけれど、「宇宙戦艦ヤマト2199」は、ま、なんだ、格好良いから(どうでも)良いか~ 的な ^^;イイカゲンナヤツ
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否、普通に格好良いでしょ? 此 ^^;

其れにしても、ヤマトに負けるのが大前提だから負ける理屈や前提を考えるのも大変だよなぁ、、、と思った次第
2chや彼方此方のスレで散々、あれはああだ、こうだとドメルの采配を云々していますがね
要はいかにして彼と彼の船団(空母群)を負けに導くか、
然も、最後は自ら沖田艦長と話して自爆、と言うのが決まって居る訳ですから
「失策」は仕方が無い、と言うか「必然」でしょう
だって、其れがないとヤマトが沈んじゃうんですからねw
其れにしても、彼の戦法は何時見ても正統派で、気持ち良いですな
実に堂々たる戦略にして戦術で臨んで来る
今回もあれだけハンデを与えられた
・主力艦隊はバランに置き去り(全く誰の性だよw)な為、老朽艦1と此又老朽空母艦3と自身の旗艦のみで出撃と言う戦力的にも「どうなの?」的な艦隊
・然も急遽招聘されたから、各艦艇を動かして居るのは老兵と若年兵ばかりと言う有様
・更に総統閣下から特命を(余分に)拝して戦場に臨むとか言う負担増な状態
其れなのに、本当に良い処までヤマトを追い詰めて居る
惜しいなぁ~、実に惜しい!
話の筋と言うか、流れは概ね旧作を周到して居る様ですね
旧作のおかしな処を上手くフォローし、設定や仕組み、クルーの役割なんかを替えて上手く納めてある感じです
しかし、ドリルミサイルをああ言う形で再現しましたか
どうしても使いたかったんでしょうね、出渕監督w
然も、反射衛星砲の時と同じく「本来は武器ではない」と言う設定で、実に巧く話を纏めましたね
全体的には、「策士エルク・ドメル、策に溺れる」と言った処ですかな
まぁ、沖田の方が少しだけ老獪で科学知識が豊富だったと言う事でしょう
因みに、沖田が艦橋でクルーを怒鳴って叱り付けるのは、此で3度目ですかね
「狼狽えるな!」(第2話、太田へ)(第3話、島へ)
「復唱はどうした!」(古代へ)
「バカ者! なにをやっとるか!!」(伊東へ)
で、今回の島への「命令が聞こえないのか!」で、あ、5度目か
っつーか、島2回目じゃんw
しかし、森雪をユリーシャと間違えて掠うとはね
矢張り、森雪とイスカンダル人との間には何か繋がりがあるのでしょう
まぁ、色々と前振りやお膳立てはしてありますけれど、根本的に何か裏設定があるでしょ?これw
私的には、正直余り興味無いのですけれど ^^; 

あ、因みに7色星団宙域の描写が何となくタルコフスキーの映画「惑星ソラリス」の「海」を思わせる物があるのは「気の性」かもしれませんw
ま、元々が「ミッドウェー "海" 戦」ですしねww
海だよね海、色んな意味で「海」だからね、此処www
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タルコフスキー監督作品・映画「惑星ソラリス」

そう言えば、フラーケン一味も居たっけ
好きなんですよね、此の遣り取りw
ハイニ「征きますかぁ? 征きますねぇえ?」
フラーケン「潜望鏡深度まで浮上する」
ハイニ「いよっしゃあぁぁぁ~! メイン次元タンク、ブローォォォ!」
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えっと、巡洋艦に空母に潜水艦に戦闘艦載機?
オールスターキャストだなw

嗚呼、其れと
空母艦がやられて艦載機が落ちるシーンは、まんま「ユリシーズぢゃないかよ」とw
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今までにも何度か取り上げて居る「女王陛下のユリシーズ」ですが、護衛船団に空母艦が居ましてね
雷撃を受けて沈み逝く、そう言うシーンに何カ所か「艦載機が海に墜ちる」様が記述されて居るのですよ
まぁ確かに「映像」で観たのは初めてではありますが
否、苦情を申し立てて居る訳では無いのです
彼の場面を観て思わず、私の脳内で再現された物がありましてね
其れは、空母「ブルーレインジャー」とユリシーズとの凄惨極まるシーンです
彼の場が文字通り「北極圏の荒海」だったら
ユリシーズが、其の艦長たるヴァレリーが遭遇した彼の状況
沖田だったら、どうしただろうか、と
幸か不幸か、彼の地は「宇宙空間」です
或る意味、ああ言う決断をしなくて済む事に彼は感謝したかも知れません
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そうそう、ガミラスの航空機にタコにされて居るヤマトの姿は、戦艦「大和」その物ですね
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隼隊を連れて還って来た加藤が怒鳴るシーンは、
只の1機の空中護衛も無く沈められた大和の、
そして迎撃護衛に行きたくとも征けなかった多くの戦闘機乗り達の、
そんな想いを代弁して居るかの様に感じられて、一寸感慨深い物がありました

思いの外長くなりましたので、21話「第十七収容所惑星」 と22話「向かうべき星」は、次回考察とします

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