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Sinfonia・シンフォニア <休憩時間のロビー> 4

此の所全く書かれて居ない 「Sinfonia・シンフォニア <休憩時間のロビー>」ですが、、、
実は書く事が無かったではなく、書いて居る時間が取れ無かった、が正しいです ^^;スミマセン
何処まで何を説明したのか私自身が解らなくなっていましてね ^^;;
早速、過去記事を検索してみました
しからば
登場人物名の元ネタ紹介で止まってますな、、、orz
然も「去年」の10月の日記だし、、、orz
(「Sinfonia・シンフォニア <休憩時間のロビー> 3」)
と、云う事は、第2楽章になってから一度も書いていないと云う事か、、、orz 

ああ、此処まで来るともうぅ、何から解説を再会したら良いのか
私自身が混乱しています ^^;
まぁ、取り敢えずは、もう一度「此処」からでしょうか

と言う事で、今回の「休憩時間のロビー」は <オーケストラと指揮者> の関係から
再開します

可成り以前の日記( 「絵になる人達」)で少しだけ触れたのですけれど、双方の力関係は基本「対等」です
まぁ、其の辺りはモロに力関係になりますので、可成り強引な駆け引きもあったりしますが、基本型は「対等」なんですね
指揮者はオーケストラ(楽団)に雇われていますし、契約によって其の期限を切られています
その替わり、音楽的な解釈等の「表現の仕方(編成等)」や其の「実現手法(練習等)」等は指揮者に一任されて居ます
身近な例ですと、野球の球団と監督や、サッカーのクラブチームと監督、の関係にも似て居ます
相性が悪いと最悪だったり、伝説的な組合せがあったりする処も似て居るかも知れません
ああ、因みにオーケストラにも「永久欠番」的な扱いがあるんですよ
一例を上げるなら「名誉指揮者」でしょうか
因みに似たような扱いで「桂冠指揮者(Conductor Laureate)」と言う称号もあります
此方は前任者等の慰労に使われる事が多いように思います

通常、指揮者、正確には「音楽総監督(独語:Generalmusikdirektor、略称:GMD)」なのですが
実の処、此の音楽監督と云う言葉も時代を経て使われ方が変わってきては居るのですよ
本来は、ドイツやオーストリアで市に雇われた音楽家達の統括者に付いた肩書、が発祥なのですけれど、
其れが転じて合唱団や楽団などを音楽的に統括する者を指すようになり、
現在では主に楽団の「音楽監督(Music Director、略称:MD)」として使用されています
此は「常任指揮者」「首席指揮者」などを指している場合が多い様です
因みに一番最近「本来の意味合い」に近い形で使用されたのは「カール・ベーム」の「オーストリア(共和国)音楽総監督・1964年」でしょうか
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「カール・ベームKarl Böhm)

で、指揮者の立ち位置に話を戻すと、ですね
此は、簡単に云えば映画等の「総監督」にあたります
まぁ、名実共にオーケストラの「看板」兼「責任者」に成る訳ですね
ああ、因みに「常任指揮者」と云う言葉は「専任」と言い変えても差し支えないかもしれません
其所のオーケストラに「常駐」している責任者で、尚かつ「TOP」と言う事になります
是に対して「客演指揮者」と云う物もあります
此方は文字どおりの意味で、演奏会やツアーの為、其の時に合わせて特別に楽団から招聘された指揮者です
客演と主席とでは、結構雰囲気が違う物が多く、意外とその指揮者の別の個性や表情が現れ易い様に思います
セルなども毎年のように「ザルツブルク音楽祭」へ客演で出掛けて居ます

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此のザルツブルグ音楽祭で演奏された音源( 当然全てライヴ音源な訳ですが )を聴いて居ると、何と言うのか
彼自身が「愉しんで振って居る」雰囲気が伝わって来るのですよ
クリーヴランド管の音とは違う、もう少しラフな感じとでも云いますか
普段の全く隙を見せない、張りつめた緊張感がほんの少しだけ緩んで素顔が覗いたような
或いは、物凄く精密で精巧な絵なのだけど「スケッチ」のような、とでも言うか
そんな雰囲気なんですね
此は此で聴いていてとても興味深い物があります ^^

で、再度話を指揮者に戻します (汗
「主席指揮者」と云うのは文字どおりの意味で指揮者の「頭(かしら)」の事です
同じ言葉に首席奏者と云うのがありまして
此方は各パート(楽器群)でのリーダーを指しますから、主席指揮者と同じ意味合いです
主席指揮者にアシスタントが居る場合は、彼等を「アシスタントコンダクター」と呼びます(wikiなのでは「準指揮者」と書かれて有るようですが)
ま、物凄く単純に云ってしまえば、主席指揮者の「助手」ですね
処が、実は助手と言っても色んな形態がありますので、文字通りの単なる助手と云ってしまうには可成り乱暴な説明です
実際には単なる助手以上の方も大勢いらっしゃいますので ^^;

後は、此処はあくまでも「お噺」ですから、色んな事を省略したり、細部を無視したりしています (滝汗
例えば、オーケストラの仕組みですか
オーケストラと言えど組織ですからね
実際には楽器を持たないスタッフが裏に大勢いらっしゃって、日々其の活動を支えているのですよ
解り易い処で行けば
Sinfonia(シンフォニア)では譜面の管理をマネージャーのアイフルとパーシアがしていますけれど、実際のオーケストラでは専門の管理部門があって責任者がちゃんと居ます
まぁ、譜面は楽団の重要且つ貴重な財産ですから、当然と言えば当然の対応です
因みにアマチュア・オーケストラであっても「譜面係」なるスタッフが居て、通常は別個に管理しています
尤もアマチュア・オーケストラの場合、譜面係の主な仕事は、と言うと
演目が決まったらその演目の楽譜を
「捜す」→「(パート別に)コピる」→「(パートリーダー宛てに)配る」→「(コピー原本を)「回収する」→「(借りた原本を)返す」若しくは「(別のオーケストラに)貸し出す」
辺りが主な役割になりますが
あ、借りる貸し出すに「問い合わせて交渉する」も入るか
ま、楽譜に於ける「渉外担当全般+雑用兼務」と言う処ですかね
此は此でなかなか大変なと云うか、面白い噺もあるのですけれど、其の辺りまで含めてながらお話を書き進めて征くと、ですね
先ず、登場人物が膨大になります
で、お話しの性質上、本筋から大幅に「噺」がずれて行くのが目に見える
と、、、 ^^;
なので、解りやすく、と言うか、そうなるとぶっちゃけ「噺が見えにくくなる」んで、そう言った細かい処は結構バッサリ切り捨ててあります  ^^;;
ですから、本来はちゃんと専任のスタッフが居て対応するような事柄まで、全て万能執事ならぬ万能マネージャーのアイフルさんにお任せw と相成ったと  ^^;;;

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「万能にして無敵の執事・ウォルター・クム・ドルネーズ」by.HELLSING

まぁ、此がこの後エライ事に繋がって征くので、結果的には怪我の功名と云うか、なのですけれどね
Sinfonia(シンフォニア)は、其の設定上、最少人数での公演会旅行ですから、舞台設営や照明、音響の調整とか、普通なら楽団員が直接携わらない事も、此の万能マネージャーのアイフルさんの指示の元「オーケストラ」が自分達の手でしています
此は、其のままアマチュア・オーケストラ時代の私の経験則から来る「昔話」をベースにした「御伽噺」なので、可能な「お噺」です

さて、最期に「指揮者とオーケストラ」のお話し、となるとですね
此方は文字どおり「人と人のぶつかり合い」です
然もどちらも濃いぃ人達ですからね
結構、色んなエピソードが伝わって居たりします
此は今までにも少しずつ小出しに扱って来ますけれど、例えば

セル就任と同時に2/3が楽団を去った(クビにした)クリーヴランド管)、とか
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「ジョージ・セル(George Szell)」
(然もセル亡き後、其の楽団員の半数以上が楽団を去って(辞めて)いる)

実は、双方が双方を目茶苦茶怖がって居たと言う、ベーム/ウィーンフィル、とか
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「カール・ベームKarl Böhm)

湾岸戦争時にニューヨーク・フィルとのスケジュールを全てキャンセルし、イスラエル・フィルの応援に飛んで行ってしまったメータ、とか
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「ズービン・メータ(Zubin Mehta)」

2012年に会社更生法を受けたフィラデルフィア管に長年にわたって口説かれて居たサバリッシュが齢70にして遂に就任した(正に3度目の正直だったそうです)、とか
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「ウォルフガング・サバリッシュ(Wolfgang Sawallisch)」

実は若い頃、ロスフィルから任期途中で一方的に解任された経験を持つMTT、とか
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「マイケル・ティルソン・トーマス(Michael Tilson Thomas)」

ま、色々と派手に御座いますよw


良く云われるの言葉に「指揮者って(何故)必要なの?」と言うのがあると思います
実は、極論を云うと指揮者が居なくても、演奏会自体を開催する事は可能です
モーツァルトやハイドン、バッハ辺り、ギリでベートーヴェンやブラームス辺りまでなら指揮者不在でも出来なくは無いでしょう
只、物理的にマーラーとかストラヴィンスキー、ラフマニノフ辺りになって来ると流石に無理を通り越して不可能でしょうけれどね
ならば何故、指揮者成る者が居て、オーケストラには必要になるのか
彼等が居ないと合理的で効率的では「ない」からなのですね
何度も言いますが、クラシックは大勢で演奏ります
然も一癖有る連中ばかりです
そんな集団が最期まで破綻もせず、恒常的に演奏し続けるには、どうしても「指導者」が1人必要になって来ます
此が正に「指揮者」の立ち位置なんですよ
処が此の指揮者と云う人種は、オーケストラに輪をかけた濃いぃ人達ですからね
濃いぃ者同士、色々と起こる訳ですよ、事件が ^^;
一寸考えればお判りだと思いますが、指揮者とは最小でも3桁近い人々、最大だと4桁の人達を率いて己の考えを実践して行く訳ですから、色んな意味で可成り「強い人」でないと務まりません
此は、一寸した会社の社長さんみたいな物です
実際に主席指揮者はオーケストラで、其の経営手腕を問われますからね
まぁ、お近くの社長さんを何方か思い浮かべて頂ければ、如何に濃いぃ人達なのかはお判り頂き易いかとw
従って、当然の様に色んなドラマや逸話が満載、、、と相成る訳です

此も何度も書いて来て居ますが
オーケストラと指揮者
どちらかが一方的に音楽を形作って居るのではないのです
其の双方が認め合って初めて良い演奏が生まれる
其の時の演奏の最高峰足る物が「名演」として後世に名を残すのです
其の名は決して片方だけの物ではありません
オーケストラと指揮者双方の物であり、其の栄誉も名声も双方の物なのです
だからこそ
クラシックは膨大なバリエーションを抱えながら存在し続ける事が出来るのです
オーケストラと指揮者、其の組合せは無限大ですし
此からも其のバリエーションは増え続けて征く事でしょうから

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