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クラシックをyoutubeで検索する際のコツ

ちょっと前にネットのお友達のコメントに書いた話なのですが、加筆修正して日記に仕立ててみました

話題は表題の通り「youtubeでクラシックを検索する際の一寸したコツ」です
すこし面倒なのですが、此をやるかやらないかで、HITする音源のクォリティが全然違って来ますので、是非一手間掛けてみて下さい ^^

基本は、日本語ではなく英語、若しくは原題で検索すること、です
何故かと云うとですね
矢張りクラシックの本場は海外であり、日本はまだまだ後進国なんですよ
何だかんだ言っていても欧米には適わないんですね、色々と、、、orz
まぁ、此にはやむを得ない事情があります
クラシックは良くも悪くも「古い」ものなんですね
基本的には、歴史と伝統が支配する世界です
此は日本の歌舞伎や能、狂言等の伝統芸能がなかなか海外で育たない、発展しない、或いは自立していかない、のと同じ理由です
こうした伝統的なパフォーマンスの背景には、必ず其れを育み慈しんで大事にして来た文化があり、其れを営々と受け継いで来た多くの人達が居ます
其れは一朝一夕ではとても為し遂げられない程の、時間と手間と何より想いが隠っています
心から其れを理解するには、そうした文化的な背景をもちゃんと理解し、自分に吸収しなければ成りません
只単に楽しむのなら、そうした面倒な事は余り必要ないのですけれどね
そうした物の継承者に成るのであれば、矢張り其所はちゃんと押さえておかないと先には進めません
そう言う意味では、こうした文化や伝統の継承は数学に似ているのかも知れません
土台や基礎がしっかり理解できていないと、其の先の公式が理解できなくなるのですね
また、センスや才能がないと或る一定以上先には進めなくなります
正に「一線を越える」事が出来る人と出来ない人、が存在するんですよ
此だけは、努力や精進、勉強や知識だけでは如何ともしがたい「壁」です
其所を越えられるのが所謂「プロ」の人達であり、一部の選ばれた人々なんですね
恐らく是はどんな分野にも共通の「仕様」では無いのでしょうか

話が逸れました

で、此の手のセンスは言うに及ばず才能も無く、根気や情熱、知識すら怪しい猫叉は、少しでも楽して良い音源を聴きたい、と言う厚かましい欲求だけはちゃんと持っています
自分で好みの音を再現できないのなら、人様に頼るしかないからですね ^^;
で、究極に図々しいので、頼る以上は自分の好みにあった物(人)を、と
また、究極に我が儘なので、其れも少しでも「良い物」を、と
その上、究極に面倒臭がりなので、少しでも楽に、と
まぁ、こう言う不純極まりない動機ではありますが、用いている手法で今の所可成り満足の行く音源を掘り出す事が出来ていますから、効果の方はそこそこ有ると思われます

また、特にアメリカはクラシック音源をyoutubeで公開する事にとても積極的です
と言うのも、クラシック愛好家は、試聴して気に入れば「買う」傾向が強いからですね
CDなりDVDなり、或いは直接ネットから音源をDL(ダウンロード)したりと、方法は様々ですが、此等は全て物販に繋がって行きます
機会さえ有れば、私のようにコンサートにも出向きますしね
後、youtube自体をライブラリーやアーカイブ代わりにも活用しているようです
古くても良い音源や名演が上がっているケースが非常に多い様に見受けられますから

さて、具体的な方法ですが、
先ず「曲名が判らない」場合
今回、其の友人は「戦場のピアニスト」で「使っていた」かな、と言う「思い当たる節」がありました
そう言う事であれば、「戦場のピアニスト」をダイレクトにyoutube検索するのではなく、先ず一旦Google先生に尋ねます
>戦場のピアニスト ノクターン
もしくは
>戦場のピアニスト 使用曲
で、アンド検索を掛けます
(註・アンド検索とは<キーワードで検索する際の手法の一つ。2つ以上の単語を指定し、それらすべてを含む検索結果を抽出する。 検索する際は、各単語の間に「AND」を入力する。例えば、「パソコン」と「インターネット」のいずれも含む結果を抽出したい場合は、「パソコン AND インターネット」とする。なお、大手検索サイトでは、各単語の間をスペースで区切っても、ほぼ同じ検索結果が得られる。出典:「日経パソコン用語事典2010」>)
そうすると「ショパン作曲 夜想曲(ノクターン)第20番 遺作 嬰ハ短調」と出て来ます
其れを丸コピペしてもう一度Google先生に尋ねて、wiki君をヒットさせ、此を開きます
夜想曲第20番 (ショパン)
すると其の曲その物の「原題」が出て来ます
>「Lento con gran espressione」
此処で初めてyoutubeで「Lento con gran espressione」を検索します

この一手間を掛けるだけで、良い演奏の動画や音源に出逢える確率が圧倒的に高くなります ^^
因みにこの方法で検索しHITした中で私のお薦めは此方

「Arrau plays Chopin Nocturne in C sharp minor (Lento con gran espressione) 」

Arrau_1
クラウディオ・アラウ・レオン(Claudio Arrau LeÓn)

次に、其の友人が好きだとおっしゃった「ショパンのノクターンの2番」をこの方法で引いてみます
>ショパン ノクターン 2番
でGoogle先生
>ショパン ノクターン第2番 変ホ長調 作品9-2
で再度、Google先生しますが、今度は「原題」がありません
こう言うときは「作曲家」「曲名」「番号」でアンド検索します
>Chopin  nocturne  2
こんな具合ですね
此でyoutubeします
するとこんなのがヒット

「Chopin Nocturne Op.9 No.2 (Arthur Rubinstein) 」

<Chopin's Nocturne in EbM Op.9 No.2
    Arthur Rubinstein, 1965>
「アルトゥール・ルービンシュタイン(Arthur Rubinstein)」
Imagescaotcseu

お友達のコメントには此方を貼りました ^^

「Fujiko Hemming " Nocturne op.9-2 " 」


「イングリッド・フジコ・フォン・ゲオルギー=ヘミング(Ingrid Fuzjko Von Georgii-Hemming)」
Imagescalcgpjt

ルビンシュタインもフジコ・ヘミングもいずれも著名なピアニストです
後はお好きなアーティストをどうぞ ^^

と言う手順です
如何ですか?
ちょっとばかり面倒ではありますが、圧倒的に良い音源に出逢えますよ ^^

実は私、諄いようですが英語とか外国語は全くのダメダメです ^^; 
そんな私がどうして此の様な引き方をしている、否、引き方を知っているか、と言うとですね
もう一つ(?)の隠された(??)趣味の先輩諸氏が教えて下さったのですよ
実は猫叉は爬虫類愛好家にして、爬虫類飼育者の端くれです
ブログの前の方をずぅ~~~~~~~~~と辿って頂ければ、そう言う話題や画像もわんさか出て来ます ^^;
色々あって殆どの生体を手放してしまいましたが、今でも蜥蜴(レッドテグー♀・愛称セイさん)と亀(ミツユビハコガメ♂・愛称みっちゃん)と蛇(チルドレンパイソン♂・マーキュリー)を飼育しています
この人達の紹介と話題はまた後日 ^^
で、こう言う検索の仕方と云うのは、私が爬虫類の世界に足を突っ込んだ時に教えて貰った方法の応用なんですね
彼の世界も本場は海外です
特にアメリカとドイツが一日も二歩も抜きん出ているように思います
ですから、例えば初めて眼にする生き物の事を調べようと思って、和名で検索してもショップに入荷した画像しか出て来ない、と言うケースが非常に多いのですね
ですから、そう言う場合は必ず「学名」で引けと教わったんですよ
その方が確実に良い個体の画像や、本物に近い画像に出逢えるから、と
解説や説明も、より具体的で学術的に正しい物に出逢えるから、と
「でも先生! 学名が判りません!」
と返したら、何のためにwiki君が居るの?、、、と返されました ^^;
ああ、成る程~~~! 其の手があったか!!
そう言う意味では本当に有り難い世の中になった物です
因みに、仮にwiki君がHITしない緊急事態であっても、爬虫類系の図鑑や雑誌、書籍、果ては先輩諸氏に尋ねれば、何処かがHITして「教えて」くれます(笑)

ああ言う趣味の世界は、特に色変(所謂色変わりですね)を重要視する事が多いですから、詐欺紛いの手法で画像を加工している場合があるそうなのですね
そう言う事情もあって、其れを回避する為にもこう言う検索や調べ方は必須のアイテムなんだよ、と教わりました
爬虫類の世界に足を突っ込んで最初の頃は、観る物観る物が目新しくどれがどれやら、と言うか、何がスタンダードなのかすら判別付きませんでした
軽く混乱状態になっている私に、先輩諸氏は
「学名で検索してより多くの画像を見、その上で実物をショップ等で見てくれば、自ずと判って来る様になるよ」
と助言して下さいましてね
まぁ、実際其の通りだった訳です

此はなにも爬虫類の世界に限らない事だと思います
音楽にしても、植物にしても、絵画にしても、如何に「良い物」と数多く接するか、が結果的により良質な物との出逢いを多く引き寄せてくる、と思うのですね
可成り以前の日記に亡くなった祖父に連れられて、幼い頃から盆栽展に云って居たという話を書きました(「撫子」を参照下さい)が、正にあれが正道であり王道だと思うのですよ
芸術や趣味の世界は観客として有る場合、スタンスは至極シンプルです
「好き」か「嫌い」か「判らない」か、です
どうせ「好き」或いは「判らない」物に親しむのなら、より「良い物」を
此が私の基本的な欲求なんですね
猫叉は、押しも押されもせぬ「ヲタ」なので、自分の欲求や欲望には貪欲です
「良い物」「気に入る物」「心地良い物」に遭う為なら結構な手間を掛けてでも労苦は惜しみません
そして一旦気に入ると、大概は漏れなく「嵌り」ます ^^;
逆に言えば「嵌る」だけの理由や納得を自分の中に得たいのかもしれません

今は、ありとあらゆる物が簡単にネットで検索し、情報が引ける時代です
其の性か、逆にピンポイントを狙うにはこうしたちょっとした「コツ」が必要になってくるようです

宜しければ是非ご活用下さい ^^

<ギュスターヴ・モロー作 サロメ>
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ポチッとよろしく!

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