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永き中断の果てに

日記を遡って確認した所に寄れば、私が最初にMTTことマイケル・ティルソン・トーマスを知ったのは9月11日のようです
「大勢で演奏(や)る」ワケ
通常1~2日下調べをしてから記事にしますので、9月9日か10日頃が初対面でしょうか
其の時の日記やその後の日記にも書きましたけど、こんなに楽しそうにストラヴィンスキーを振る指揮者とか、其の軽やかな音色とか、色んな意味で衝撃的でした
まぁ、個人的には春の祭典のスコアで散々痛い思い(詳細は過去日記を参照下さい「閑話休題的にストラヴィンスキーする」 )をしていますから、俄には信じがたい光景だったんですね

自分でも変わっているよなぁ、と思うのは、私が本格的にクラシックを聴き出す切っ掛けとなったのが、此の「メータ/NYP」の「春の祭典」なんですよ
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此処からどんどんそっちに嵌って行きました
気が付いたらハイドンやモーツァルトを聴くようになっていたと、、、
で、更に云えば、何故か大学オーケストラで独りContraBassを弾いていたと、、、
完全に逆方向からのアプローチですな(汗
結局、モーツァルトの良さは未だに判らないままですし、ベートーヴェン先生とブラームス伯父さんやチャイコフスキー爺さんが好みで、何故かストラヴィンスキーやマーラーも好きな、一風変わったポジションに落ち着いて今に至る、と言う訳です

一旦、興味を持つと可成りのパワーとスピードで奔ることが出来るのですけど、割と其処に至るまでには時間が掛かったりします
オマケに何がその切っ掛けになるか自分では事前には判らない事が多いです
ふと気付いたら独り遠くまで来ていた、、、と言うのは今までにも良くありました
今回、本当に随分久しぶりにクラシック三昧をしているのですが、これとて切っ掛けはネットの友人達とのチャット(おしゃべり)から始まっています
偶然、彼が紹介したyoutube画像がラフマニノフのピアノ協奏曲第2番で、指揮者がアバドだったんですよ
「H. Grimaud 1/3 Rachmaninov piano concerto No.2 in C minor, op.18 [Moderato] 」

で、アバド氏の其の余りの変貌振りに暫く誰か判らず驚愕したのが、そもそもの切っ掛けなのですね
其所からyoutube漁りが始まり今に至ります

私がクラシックを中断していたには、まぁ、恋人に裏切られたと言う、或る意味勝手な想いが大きいかもしれません
恋人とは、最近「元」恋人から目出度く「恋人」に無事昇格復帰したメータ氏に他ならないんですが、実は3度コンサートに行っています
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ズービン・メータ(Zubin Mehta)

で、悉く「惨敗」したんですね、此が
特に酷かったのがベートーヴェン交響曲第3番「英雄」 ーー;
初めてでした、と言うか、今もあの時が最初で最後でしょうね
つまらなくて劇場で寝たのは ^^;
まぁ、此はあくまでも個人的な感想ですから、彼のベートーヴェンがお好きな方は気になさらないようにして下さい
否、実は、この時以前にも劇場で寝たことはあります
大概は聴いている内に気持ち良くなって居て気付いたら意識が飛んでいた、と云うパターンです
中学時代の恩師が雅楽を嗜んでいらっしゃった為、演奏会には毎年行かせて頂いていたのですが、時折意識が飛んでいました ^^;
聴いていると目の前に大陸風の明らかに日本じゃない風景が拡がりましてね
物凄く心地良い ”風”を感じるんですよ
で、気付いたら「意識が飛んでいた」と云うことが2、3回有りました

後はチェリビダッケのコンサートに行った時「マ・メール・ロア」を聴いていて、ですか
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チェリビダッケ」(セルジュ・チェリビダッケSergiu Celibidache)

この時は物凄く穏やかな海の中をたゆたっているような不思議な感覚で、やはり気付いたら意識が飛んでいました
コンサートや講演会に行く時は、大概此方のテンションも上がっていますからね
こう言う風に意識が飛ぶ事自体考えにくいのですけど、この時は余程私の脳内にα波が出たんだろうと思います ^^;

流石に仏の顔も三度と言う格言がある様に、3度目のコンサートの「英雄」で失望と云うより、何だか手酷い裏切りにあったような感覚に陥りましてね
以後、距離を置くようになりました

其れと仕事やら家庭やら子育てやらなんやらかんやら山積みになりまして、実質コンサートに行けなくなったと言う私(わたくし)の事情も大きいです
で、ふと気付いたら30ン年経っていたと云う次第です
その間、行きたいなぁと思うコンサートが無くはなかったのですが、色々な私事を除けてまで行くに至らず、そうこうする内行きたいと思えるようなコンサートに巡り会わなくなって居ました
同じ様な事は映画や展覧会にも言えて居まして、要するに私側の余裕が無くなっていただけの事だったのかも知れません

今月中旬、と言うか、来週ですね、もう ^^;
本当に久々にコンサートへ行く事になりました

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30数年振りのコンサートで、数年ぶりの上京になります
仕事の都合がありますから、本当に行って聴いて帰って来るだけの強行軍ですが、物凄く楽しみにしています
そう言えば他府県までコンサートに行くのは初めてです
絵は何回か出張って観に行って居るのですけどね
ま、其れにはちゃんと理由があります
一応地元にも来るんですよ
同じ人達が
だけどプログラムが違う事が多くてですね
大概は可成りメジャーなのしか演奏ってくれません
何時だったか
そう、あれは忘れもしない「3度目の正直」&「仏の顔も3度まで」を信じて行ったメータの演奏会での出来事ですよ
其の時のプログラムが、地元じゃエロイカ(ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」)なのに、東京は春祭(ストラヴィンスキー「春の祭典」)だった事がありました
もうぅ、激しく「怒り」ましたよ、あの時は
チケット代に交通費に宿泊費に、(クラシックは大概夜の公演(通常19:00開演が多い)なので遠方だと宿泊込みに成ります)と加算していくと諭吉さま(ま、当時は太子様ですけれどw)が一体何枚要るんだ此の野郎~~~~!!! 
と成るわけです ^^;
で、結局、こっち(地元)に来た奴(公演)に征って、激しく後悔した訳です、、、orz
で、縁を切った、、、と ^^;
そういう虎と馬が仲良くしちゃった出来事がありましてね、過去に
丁度あれ以来行って居ませんから、本当に30数年振りに行く事に成りました

ああ、久し振りのコンサートに「心が躍るっ!」by少佐(From,HELLSING)

このアーティストとの出逢いには不思議な物を感じます
9月9日か10日に初めて知ったアーティストのコンサートが其の2ヶ月後にあり、然も彼等の来日公演は実に15年振りだとか
本当に音楽の神様の悪戯ではないか、とさえ思えます 

こう言う新しい出逢いがあるから、ネットとか生きるとか止められません
さて、私に色々なインスピレーションと出逢いを与えてくれたMTTとSFSですが、どんなマーラーを聞かせてくれるのでしょうか

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