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コンサート雑感 其の弐

本当は「コンサート雑感」の直後に「コレ」を入れる予定だったのですけれど、某顔本でリンクされていた酷い捏造記事をどうにも見過ごす訳には行かず、急遽アレが上がってしまったという事なのですね
だから本来は「コンサート雑感」と此の「コンサート雑感 其の弐」でワンセットに成ります

此方は、否、此方も私の物凄く素な「感想」なので、目茶苦茶個人的な主観と勝手な想い入れが入っています
然も結構「口汚い」です
本当に良い演奏会だったので余計「苛立った」り「腹が立った」りしたんだと思います
其所は平にご容赦を

先ずは
今回のコンサートの感想は、本当に「満足した」の一語に尽きます
先日も同僚達から「どうだった? 愉しかった?」って聞かれたんですが
愉しいでも無い、良かったでも無い、んですよ
いえね
愉しくなかった訳では無いですし、良くなかった訳でも当然無いんですが
言葉として一番しっくり来るのが「非常に満足した」なんですね
本当にねぇ
久し振りに指揮者とオーケストラの本気を見せて頂いた気がしましてね
ああ、此こそプロのなせる技だわ と
マーラーを本気で演奏るってこう言うことなのね と

此処から毒舌に成ります

私は「ヴラボー」が大嫌い
正直「五月蝿ぇ!!!」って何時も思う
特に終わると同時に怒鳴る奴には殺意さえ湧く
此は学生券等と言う或る意味姑息な手段を盛大に使って、様々な演奏会を堪能していた時代から変わらない
何故かと言えば
アレで全ての余韻が台無しになるからに他ならない
本当に感動した時には言葉なんか出て来ない
拍手すら直ぐには出て来ない
ああ言う「サクラ」じみた行為は、演奏者に対しても無礼極まりないとさえ思う
2度目、3度目のカーテンコールでのヴラボーなら未だ判るし、許容範囲内なのだが終わるや否や間髪を入れず叫ぶのはもう馬鹿としか思えない
今回、私の直前列斜め左の派手な身なりのクソ○○が件のブラボー野郎だった
もうぅね
思わず「五月蝿ぇ、殴って良いですか?」って呟いた位頭に来た
多分、実際に声にも出ていたんじゃ無いかと思う
隣の若夫婦のウチの奥様っぽいのが一瞬此方を観たような気がしたからw
然も其奴、曲が終わる前にカチャカチャ音させながら筆記具を取りだし、アンケート書き初めたのよね
其の時点で激しくカチンと来た
貴様何しに此処へ来ている?
って、出来る事なら其奴の胸ぐら掴んで問い質したかったよ
お陰で私の方の集中力が途切れてしまい、MTTとSFSに申し訳無い事をしてしまった

もう一つ、右隣の△△
もう少し息を潜めろ! 
伸びとか欠伸とかしても一向に構わないがもう少し静かにやれ!!
鼻息が荒い上に、一々ゴソゴソと耳障りな事、極まり無い!!!

因みに演奏中に咳払いとかするヤツにも軽く殺意が湧く
生理現象なんだから、と思っても、是ばかりはどうしようもない
許せないんだよ、基本的に

私は演奏中は今回のMTTに限らず、結構集中しているから身じろぎ1つしていない
楽章の間に動いて体勢を変え、次の演奏に向かって自分を整える
実際、可成り集中しているから、どうも無意識に息を詰めているらしい
時折溜息が出るのよね、軽く
其の時は息の音が漏れないように、静かにゆっくり息を吸って深呼吸し、同様ゆっくり吐く
その替わり休憩中とかだと結構独り言を「口に出して」言っている

其所ら辺りを判って頂けると何故、私がメータに裏切られた、と感じたかご理解頂けるかもしれない
演奏会に行くと大概こんな風なので、其所で「寝る」って有り得ないんですよ ーー;
然もあの時の演目は「エロイカ(ベートーヴェン交響曲第3番)」ですからね
本当に「有り得ない」

だから余計左斜め前のクソ○○が許せない
ヴラボーだけならまだしも(否、其れも許せんなやっぱり)楽曲が終わってない内にアンケート書き出すとか
非常識を超えて言語道断である
否、今でも許せないな
出来る事なら今直ぐにでも直接「胸ぐら掴んで」「貴様、”此処”へ何をしに来た! 外へ出ろ!」と「罵倒」してやりたい位だ
同じ理由で右隣の△△も許し難い
明らかに退屈して飽きていた
だったら大人しく「寝てろ!」と小一時間w
多少の鼾なら我慢してやる

確かにマーラー交響曲第5番って退屈です
有名な4楽章以外は、ま、正直、あんまり面白くありません

「有名な4楽章」
「Gustav Mahler - Symphony No. 5: Adagietto (Solti, CSO) 」

<Here's one of my favorite pieces with wonderful HD audio because I can't find a decent quality YouTube video of it without having to deal with comments/added video which only distracts from the listening experience. Conducted by Sir Georg Solti and performed by the Chicago Symphony Orchestra. Found in the 1992 collection, Mahler: The Symphonies.>
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ(Sir George Solti, KBE)
演奏:シカゴ交響楽団(Chicago Symphony Orchestra)

丁度MTT/SFSのも見付けましたから序でに貼っておきます
「MTT & The SFS perform the Adagietto from Mahler's Symphony No. 5 」
<Michael Tilson Thomas and the San Francisco Symphony perform the Adagietto from Mahler's Symphony No. 5 in this excerpt from their PBS television series Keeping Score, Mahler Origins and Legacies. The DVD and Blu-ray of Keeping Score is available at >

私だって5番よか6番(悲劇的)の方が好きですからね
事実5番はCDすら持ってないしw
今でも買う気は余り無いしww
スコア買わなくて良かったなwww

実は、事前にスコアを買っておこうかどうしようかと可成り悩んだんですよね
其所は買わなくて正解だった
でもねぇ
やっぱり、なんだなぁ
私の手に負えるのは、第1番「巨人」までが限界だわ
と、改めて思い知った次第
(因みに1番はちゃっかり持っていたりするw)
あ、無論「弾く」のは第1番でも全然無理無理ですよ
当たり前じゃないですか!
マーラーですよ、マーラーw
ん゛~ そうは云いながらも、その内 6番「悲劇的」と10番、4番は買わざるを得ないなぁ
師匠の音源が残っていますからね
ああ、課題が難しすぐる、ストラヴィンスキーの次はマーラーですか、、、orz

閑話休題

でも、其れと此とは違う
私は此処へ彼等のマーラー交響曲第5番を聴きに来て居るのだし、彼等は全力でその期待に応えようとしている
そう言う真剣勝負みたいな物に水を差された気がしましてね
軽く殺意を覚えました
うん、軽く、処か、相当殺気立って居たんじゃないかな? ^^;

多分、演目がマーラーじゃなかったら此処まで入れ込まなかったかも知れません
つーか、MTTの気迫がね~
半端じゃなかったのよね~
痛いくらい極限まで集中しているのが判ったら、そりゃあ もうぅ此方も真剣に同じくらい集中して聴かなきゃ「失礼」じゃないですか
其れでなくとも結構集中して聴きますからね
ああ言う場では
普段は割とラフに聴いて居るんですけど、演奏会は一期一会ですから真剣です
其の時の音は大概録音も録画もしていませんから再生不可能です
仮にしていたとしても、其れはあくまでも「録音」ですからね
別物です、其れは既に

私はオーディオには必要最低限のコストしかかけていません
何故なら
矢張りライブには適わない
今回、30数年ぶりに聴きに行って其所は再認識しましたね
ライブは違うわ、やっぱり
でも、私の敬愛する人はもうコンサート出来ませんから、録音を聴くしか私には術が無い
でもどんなに頑張ってもライブの音は再現できません
だから私にとっての必要最低限と好みをクリア出来れば、余り煩くは言わないのが基本スタンス
(が、相方に言わせると此が結構”煩い”らしいw)
個人的にMAX1万円までのヘッドフォンが有れば充分、な人です
(因みに、今愛用しているのはDENONの6000円台の物だが一寸しくじったな、と少し後悔している、否、気には入って居るんだけどね)
それ以上の物を揃えても、私には文字通り「猫に何とやら」だから

本当に感動した時には言葉は出ない、と私は思っています
と言うのも、そう言う経験があるからなんですね
コンサートでも本当に感動したら直ぐには拍手なんて出来ません
余韻を追い掛け、痴れたようになってしまうんですよ
で、はっと我に返って、、、と言う事が実際にありましたから
此を体験したのが、チェリビダッケのコンサートに行った時です
そう
他ならぬ「マ・メール・ロア」で寝た ”アレ”です ^^;
Google先生に寄ればこう言う内容だったようですね

1980年 4月24日  市民会館大ホール
ロンドン交響楽団
コダーイ/ガランタ舞曲
ラヴェル/マ・メール・ロア、組曲
ブラームス/交響曲第1番

ブラ1だったのか~
なんかね
激しく感動して拍手を忘れた記憶はあるのよ
でも演目が何だったのか忘れてましたわw
しみじみ人の記憶って好い加減な物なんだなぁ、、、と小一時間w orz

「ブラームス交響曲第1番 第4楽章」
「Brahms - Symphony No. 1 in C minor - IV」

<Johannes Brahms - Symphony No. 1 in C minor, Op. 68 - IV. Adagio -- Più andante -- Allegro non troppo, ma con brio -- Più allegro (Part 1)
Münchner Philharmoniker - Sergiu Celibidache>

因みに此はミュンヘンフィルとの物
私が聴きに行ったのはロンドン響だから、此よりもう少しだけ「速」かったと思う
彼はどんどんテンポがゆっくりになって行ったから
ああ、でも良い演奏だなぁ
流石w

セルジュ・チェリビダッケ(セルジウ・チェリビダッケとも、Sergiu Celibidache)
Sergiucelibidache_2
極端な録音嫌いだったので音源が余り残されて無い上に、コンサート自体演奏るだけで(色々と)大変な人なので、まぁ、良く聴きに行ったな、と言うか、聴けたなと
ま、此の話は何れ又
確かに「マ・メール・ロア」では寝てしまったけれど、只1つだけ確かなのは
あの時のあの体験はまさしく「本物を聴いた」時の其れだった、と言うこと
そう言う体験をして来ているから、今回のMTT/SFSのマーラーに対しても、彼処まで真剣に臨めたんじゃないかな? と、ふと思った次第

故に、終了直後のヴラボォーは、もう演奏者を愚弄し、曲を冒涜し、作曲家を馬鹿にしている、としか思えないんですよ
此の俄野郎が!! って、つい思ってしまう

今回のクソ○○は、モーリス・ベジャール/ジョルジュ・ドンのラヴェルを観に行った時に、矢張り斜め前に居やがった蘊蓄クソ○○の時と同じ位殺意が芽生えましたね

ジョルジュ・ドン(Jorge Itovich Donn)モーリス・ベジャール(Maurice BÉjart)
Imagescalnvkki

の「ラヴェル」
「JORGE DONN - Bolero de Ravel 」
<InterpretaÇÃo magistral de Jorge Donn.
Ele naceu em 25 de fevereiro de 1947 em Buenos Aires. Em 1963 comeÇou a trabalhar na companhia do coreÓgrafo Maurice BÉjart, tornando-se o seu principal bailarino. Morreu de Aids em 30 de novembro de 1992 em Lausanne.>

あの時も”公演中”に一々隣のガキに蘊蓄垂れやがって、五月蝿いったら無かった
後一歩でマヂ切れする処だったのよ、本当に ーー;
然も蘊蓄○○は其奴だけじゃなかった
もうぅね、犬も歩けば、、、状態でね
心底「バレエなんか二度と行かねぇ!」と強く想ったもんです
因みに後一歩が何だったのかは、ん~~~
多分、音響が今一(録音源で音源自体が今一だった上に、音響設備が残念すぎて、、、orz)で其方に気を取られ、後一歩入り込め無かったからかもしれない
人生何が幸いするか判りませんなw

今回ブチ切れなかったのは、多分私が歳を取った性でしょう
いろんな感情が邪魔しましてね
結局、黙って「殺意を飛ばして」来た ”だけ”ですw
ただ、正直な処、私が一番に想い、そして留まれたのは、
此処で万一(私が)切れてしまったら、MTT/SFSに対して「失礼」になるな、
と言う事だったんですね
逆に彼のマーラーへの集中具合がアレほど凄くなければ、マヂ切れしてたかもしれません
あ、でも、そうでなかったら、そもそも切れる必要はないかw
仮に「そう」なら、私はこんなに満足していなかったでしょうしね
複雑で難しい物ですな

そう言う「妨害」が在りはした物の、結論はやはり変わりません
非常に「良い演奏会」で「物凄く満足」し「又、聴きに行きたい」と思わせる旅路でした
出来れば今度は是非、ストラヴィンスキーの3大バレエ曲か幻想交響曲を、と期待しています

Mtt

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