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Sinfonia・シンフォニア <休憩時間のロビー> 2

えと、私文章の注釈ばかりで申し訳ありません ^^;

宇宙戦艦ヤマト2199の方も第3章のPVが出たようなので、近々考察を再開します

「宇宙戦艦ヤマト2199」 第3章PV

あああ、色々書きたい事満載なPVです  ^^;
それにしても、2199では沖田は徳川機関長と呑むのですね
ん~、良い選択だと思います
下馬評では佐渡先生じゃないかとの予想が多かったんですけど、此方の方が自然ですね
愛読書はドフトエフスキーでしたか
らしいといえばらしいかな ^^;

では、オーケストラ噺の捕捉、、、違う!
そっちはヤマト! ぢゃなくてキリシマ、、^^;
Kirisimahosoku

補足を始めます ^^;;

「Sinfonia・シンフォニア <Ouverture・序曲> 2」
に出て来る「Bass椅子」ですけど、一寸説明が必要かな、と思いましてね
コントラバスはデカイ楽器です
大体大人の男の人、然もガタイの良い、位のカサがあります
只、中身はがらんどうですからさして重くはないです
(まぁ、実はそんなに軽くもないですけどねw)
女性でも普通に担いで動き回れる位ですから、何れにしても大した重量ではありません
しかし、流石に此奴を”持って座る”事は物理的に色々と無理が生じますので、立ったまま演奏する事になります
JAZZなんかだと演奏中そのまま立っていますけど、クラシックは結構長丁場なのと、「弓を使って弾く」のが基本ですから、椅子に座って演奏する事になります
この時使用するのが「Bass(バス)椅子」と呼ばれる特殊な椅子です
他の楽器は施設備え付けのパイプ椅子等でも良いのですが、コントラバスだけはこの椅子がないと弾けません
なので当然のように、椅子”も”持ち歩く事となります
従ってコントラバス奏者は「楽器と弓と譜面と譜面台と椅子」一式を自分で持ち歩く羽目になるんですね 
私も現役時代は此等を持って地下鉄の階段を平気で上り下りしたもんですw
まぁリアル(演奏)でも「縁の下の力持ち」とか言われちゃうパートです
色んな意味で「力持ち」にならざるを得ないんですね ^^;
しかし人間と言う奴は慣れると何でも平気になったりします
特に周りから「当たり前」認定されちゃうとですね
「ああそう言うもんか、、、」と素直に思いこんじゃうんですよ
其れでなくともBass弾きって「お人好し」が多いもんですから、、、笑
楽器って結構人を選びます
と言うか、その楽器を選ぶ人には可成りの共通項がある、と言った方が正しいかも知れません
まぁ、このお話は何れまた

で、どんな椅子かというと、バーのカウンターに有るような脚の長いヤツなんですね
こんなの
Ts85_2

でもって一寸良いヤツだとこんなの
Img58772821

今回のBass椅子は、まぁ此等のハイブリッド的なモノを思っていて下されば宜しいかと、、、

Sinfonia・シンフォニアに登場する人物名なのですが、大半が音楽関連からの貰い物です
実は私名前を考えるのが物凄く苦手なんですね
つーか、センスが全くないんですよ、、、orz
だから大概はどこからか借りてきます
地図であったり、人名図鑑であったり、窮すると手近な本の背表紙からムリクリもぎ取って来る事さえあります
今回のオーケストラ話もまぁ、ご多分に漏れず色々なところから拝借しているのですが、話が話だけに結構指揮者連中からも沢山頂戴して来て居るんですね
此の辺りクラッシックを嗜まれる方で、一寸前、否、3昔程前のリスナーには聞き覚えのある名前が山盛り、、、なのではないでしょうか ^^;
でもってフルネーム考えるのが面倒なので「単名」です  ^^;;
有る程度元ネタが解ると楽しいかも知れませんね
今回、Bass椅子絡みなのでコントラバス奏者について一寸だけご説明を、、、

此処に出て来る「次席コントラバス奏者」のカー氏の元ネタは此方
「ゲーリー・カー」
Imagescaax6131

まぁ色んな意味で世界のベーシストの憧れだと思います
大体、最初からコントラバスを指名して弾くとか有り得ないですから  ^^;
普通は何か別の楽器を志望しての2番手だった、と言うパターンが多いと思います
私も当初はチェロだったし、私が師事した某地方オーケストラのベーシスト(プロ)もファゴットだったそうですし、、、^^;アトハオシテシルベシ
此の辺り「Bass弾きはお人好し」の面目躍如なのかも知れません
でも最終的には他のどの楽器よりコントラバスに傾倒して、彼等をこよなく愛しちゃうんですけどね(笑
其れにしても、始めてカー氏の「G線上のアリア」と「白鳥」を聞いた時の衝撃と言ったら!
あ、因みに「G線上のアリア」は「げーせんじょうのありあ」と読みます
「ゲーセン」と言っても「ゲームセンターのアリア」ではありませんよ ^^;
クラシック音楽の場合、音階はドイツ語表記で「ABCD、アーベーツェーデー、、」なんですね
で、此の「G線上のアリア」なのですが、此は元々ヴァイオリンの曲です
ヴァイオリンは4本の弦があるのですけど、一番太い弦(低い音が出る)のがG線なのですね
あ、G線というのは開放音(指で何も押さない状態で弾く事)がGなのでG線と云います(因みにGは「ソ」の音です)
其のG線1本で弾けるため「G線上のアリア」と呼ばれています
で、ヴァイオリンは4度調弦楽器なのですけど、実はコントラバスも同じ4度調弦楽器だったりします
4度調弦楽器と言うのは、隣の開放弦まで4ッ音階が上がる楽器という意味です
(因みにチェロは5度調弦)
コントラバスの場合は一番細い弦(一番高い音)がG線になります
カー氏の場合、コントラバスで「G線上のアリア」をヴァイオリンのようにG線だけで弾くと言う暴挙としか思えない演奏を見事成功させた訳ですね ^^;ニンゲンワザジャネェッス
同じ音の弦なら出来るでしょ、と言う声が聞こえてきそうですが、実はコントラバスって音域が物凄く狭いんですよ、、、orz
ヴァイオリンのようにG線上だけで「G線上のアリア」を弾こうとすると、先ず「指板・しばん」が足りません
指版と言うのは文字通り指を置く板です
弦楽器の”首”の部分から延びている「黒い板状」の奴が其れです
指版が足りないと言う事は、指版のない部分で音を取らざるを得ませんから、安定した音程で音階を取るのが非常に難しい、と言う事なんですよ
と言うか、まぁ普通に音が取れません ^^;
(遊びでなら取れますけどね、私も現役時代は取って遊んでいましたし)
物理的に「音」が足らないワケです
こう言う事から見てもコントラバスと言う楽器は、本来ソロ活動に向いている楽器では無いのです
チェロの協奏曲はあってもコントラバスの其れが無いのには、そう言う理由もあります
にもかかわらず、世界中で単独リサイタルを開いてしまうと言う、実力と技能と情熱を兼ね備えた「コントラバスの申し子」みたいな方が、此の「ゲーリー・カー」氏なんですね
因みにカー氏のBassは「アマティ」です
古い時代のコントラバスなので現代の物より少し小振りです
此のアマティですが、
まぁ判りやすく言うと、コントラバス界のストラディバリウスと言った処ですか
何故ストラディバリウスじゃないんだ? と言うと、実に簡単なお話しで、
彼の職人さんの時代にはまだコントラバスが無かったんですね
だから当然造っていないと、、、まぁそう言う理由です
で、序でに何故ストラディバリウスが持て囃されるかというとですね
色んな要因があるのですが、其の内の大きな1つは、<古い「現役」の楽器>だからです
新しい楽器って本当に「鳴らない」んですよ  ーー;ケイケンシャハカタル
満足な音1つ出やしません
楽器は道具ですから使い込んでナンボな側面も可成りあります
ストラディバリウスは元々超1流の職人が丹誠込めて造った名器です
其れを長い長い間、様々な人が文字通り大事に「弾く」事で受け継がれてきた芸術品なのですね
「長い間大事に弾継がれる」此こそ或る意味ストラディバリウスの真髄だと思います
伊達に億越えな訳ではないんですよ ^^

、、、と言う事で、オーケストラ小咄第2弾でした

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コメント

>中嶋 正之 様
ご指摘有り難う御座いました
ヴァイオリンとヴィオラ、チェロは5度調弦でしたね
申し訳ありません
多分、ギターと勘違いしたのだと思います
近々訂正の記事を上げようと思っています

投稿: LIN | 2013年3月 4日 (月) 22時45分

ヴァイオリンは4度調弦ではないです。

投稿: 中嶋 正之 | 2013年3月 3日 (日) 11時23分

此方こそ、初めまして ^^
コメントを有難う御座います

おお、コントラバスのソロコンサートですか!
良いですねぇ 羨ましいです
>コントラバスはチェロと同じ仕事出来るんですよ!
ああ、此は如何にもプロの方のご発言ですね
私達だと
「(コントラバスなのに)チェロと同じ事をさせるんですよ!」
に成ります(笑
まぁそう言いながら嬉しいのは私達もプロの方も同じなんですけど ^^;
コントラバスは弦も太いし運指の幅が広いのでナニカト大変な楽器なのですが、本当に良い楽器です
諸事情あって自前の楽器を持たずに来てしまいましたが、又何時か今度は自前の楽器を持って何処かの演奏会に参加したいなと想っています
今こそは新品ではなくちゃんと”鳴る”奴を手に入れたいですね(笑

どうぞ、又何時でもお越し下さい ^^
お待ち申し上げております

投稿: LIN | 2012年8月31日 (金) 07時07分

はじめまして。
ヤマトで検索して、こちらのブログに出会い、時々覗かせていただいています。
「2199」の沖田艦長考察、これからも楽しみにしています。
話は変わりますが、3年ほど前、毎年9月に開催されている「大阪クラシック」にて、喫茶店でコントラバスのソロコンサートがありました。
コントラバスの響きが好きなので、聴きにいったのですが、そこで、エルガーの「愛の挨拶」を演奏されました。
コントラバスで聴く愛の挨拶、素敵でした。
また、この曲は運指が大変なんですよ~~と、ボッテシーニの「タランテラ」を。
ここまであるか、という低音を聴かせてくださいました。
確認のために動画を見たのですが、「タランテラ」とはもしかして運指が蜘蛛の動きに見えるから?とか思ってしまいましたcoldsweats01
奏者の方(三好哲郎氏)の、コントラバスはチェロと同じ仕事出来るんですよ!と、お話も交えての1時間ほどのコンサートでしたが、とても楽しい時間を過ごしました。
ストラディバリウスが何故高額か、というお話、とても興味深く読ませていただきました。
新しい楽器は思い通りに鳴らないんですね!

長々と失礼しました。
また覗かせて下さいね。

投稿: リリンクル | 2012年8月31日 (金) 01時28分

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