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「宇宙戦艦ヤマト2199」の考察 其の六

今回は、一部から根強い支持を受けている(笑)シュルツ司令を個別に取り上げたいと思います
題して「地味でオッサンなシュルツ司令を見直してみよう」な巻w

Chara_img_schulz
「ヴァルケ・シュルツ」

第二章でえらく可愛い「娘」と奥方がいらっしゃる事が判明した「話題」の人ですね
Ca3k02011
えらく可愛い「娘」 のヒルデ・シュルツ

2chの某宇宙戦艦ヤマト2199板では、彼を「義父さん」と呼ぶ不逞の輩が続出している程の人気者ですw
まぁ、こう言うハプニングが無くてもシュルツの采配を是とする根強いファンは旧作の時代から居ましたから、彼女の登場だけがその人気の背景ではないとは思いますけどね

其のシュルツ司令ですが、しきりとヤマトの意図を知りたがるんですよ
『太陽系を出ることすらままならぬ「劣等種族」がたった「1隻」で何を企むのか』
と、気にして艦隊を差し向けず「様子見」をする
第4話では『奴らの意図が知りたい』として捕虜を取ろうとする
彼自身、ゲールから「肌の色が違う劣等種族が」と蔑まれていますし、ガミラスに負けて属国になっている訳ですから、地球の置かれている状況は自分の通ってきた路でもある筈です
また、彼は遊星爆弾に寄る攻撃、もしくは侵略が「非道」で在ることを自覚しています
其れはこんな台詞で表現されています
『彼等の星をあのような姿にした遊星爆弾は此処から発射されているのです』
また、ヤマトが冥王星の海へ沈んだ時も
『馬鹿な奴らだ。我々のように降伏すれば生き残る路もあったろうに』
と独白しているのをみても、其の辺りの「想い」は複雑な物が有ったように思います
だからこそ、シュルツとしては問答無用で叩き潰すのではなく本当は「対話」を望んでいたのかも知れません
否、対話と言うより自身の経験則からの「降伏の勧告」を伝えたい、と言う気持があったと言う方が正しいでしょうか
彼のこうした態度の元には、もしかしたら「ドメル司令」の存在が大きく関わって居るのかも知れ無いな、と思っています
シュルツ、ガンツ、ヤレトラー、彼等3人の言葉からは、ドメルが彼等を他の「純血ガミラス人」と同等に扱い、場に応じた公平な起用をした事が伺えます
だからこそシュルツはガミラスの為、つまりは彼の母星を侵略した側に立って恥じないのかも知れません
又、シュルツもその際には彼等の期待に応える闘いをして来たのでしょう
それ故、ヤレトラーは迷う事無くシュルツの盾となったのだし、ガンツも「生きていれば汚名をそそぐチャンスもあります」と彼を説得出来たのだと思います

にしても、何と言うか、どうにも詰めが甘いんですよねぇ、彼は
完全に「舐めていた」と言う意見も散見されるのですけれど、彼の戦績を辿ると慎重ではあるものの傲慢ではないような気がするんですよ
木星の波動砲の痕跡を「何があったのだ。どうしたらあんな事に成るのだ。」と1人考え込むシーンがあるんですけどね
私は、あれで少しは「ヤマトの脅威」と言う物を彼が認識して、今後の展開と言うか、戦術を練り直すだろうと踏んていたのですが、、、
結局、彼は最期までヤマトの能力(ちから)を見誤り、決定的な敗北を招いてしまいました

今回シュルツは旅団長で在ることが判明しましたから、2等ガミラス人とはいえ可成りの功績というか戦績があった筈です
因みに旅団と言うのは
「旅団(りょだん、英: Brigade)は、陸軍編成上の単位のひとつで、師団よりも小さく、連隊と同等又はこれよりも大きい単位で、1,500名から6,000名程度の兵員によって構成される部隊をいう」by.wiki
と在るようにそこそこ大きな編成の部隊の筈です
国や時代によって様々ですが、基本、長には准将級が付いたようですね
(尚、「陸上自衛隊では陸将補(少将相当)がそれぞれ充てられる。」by.wikiそうです)
設定によるとシュルツの階級は「大佐」ですが、彼は二等ガミラス人なので実質此等の階級に準じている、と考えても差し使えないかなと思っています
そう言う事から考え併せてもシュルツの戦果と戦績は決して悪くないと言うか、或る意味属国側の「勝ち組」だった筈なんですよ
其れは彼の戦い方を振り返っても窺い知れると思います
火星沖海戦での教訓を生かしての遊星爆弾だった筈ですし、事実其れは相当な効果をもたらしていますからね
何度か「様子見」をしているのは、其所がガミラス本星から遠く離れた戦場、且つ基地で在ることを考えれば当然の戦略です
補給が容易ではない以上、基地運用は慎重に成らざるを得ませんからね
だからこそいきなり艦隊を差し向けるのではなく先ずはその力量を、となるのは無理のない流れです
其所には恐らく第2次火星海戦での敗退も少なからず影響を与えているでしょう
辛くも、、、と言う表現が何度も出て来ますから、双方相当な損害、人員物資両面での損害が出たことは想像に難くありません
もしかするとこの敗退でのダメージは意外と大きくて、人員資材艦艇共々ロクに補充されないまま今に至る、なのかも知れません
何しろシュルツの上が上なのでw

しかし、其れにしても今回のシュルツの詰めの甘さは一体どうした事でしょうか
第2次火星海戦で曲がりなりにも「負け」て居る訳ですから、侮ったら痛い目に逢う事は十二分に判っていた筈です
ヤマトにしても先ず惑星間弾道弾が「失敗」した時点で「警戒」すべきでしょう
シュルツの元にはヤマトが惑星間弾道弾を迎撃したと言う事実が届いていないようです(届いていたら絶対艦隊を指し差し向けていたでしょうからね)から、なんらかの要因で失敗したのだと「誤認」したのだ、としても、ですよ
ワープ(ガミラス風に言うなら「ゲシュタムジャンプ」)の痕跡、浮遊大陸の消滅、木星表面の異常、と来たら何か「ヤバイ」といい加減気づけよ!と ^^;
否、反射衛星砲の使い方は間違っていないんですよ
木星の浮遊大陸が消失した時点で「何かしら」強大な武器と言うかツールをヤマトが持っているかもしれない可能性は小さく無い訳ですから、成るべく遠くから基地が安全な状態で「叩く」と言う戦略自体は正しいと思います
問題は其の後ですね
反射衛星砲の着弾損傷具合を軽く見積もり過ぎるわ
(大体、3発喰らってもヤマトが大きく損壊しないのを何故見過ごす?)
次に海に沈んだヤマトの「破壊確認」を怠るわ
(ソナーとか無いのか?)
更に、艦載機を「生き残り」と速攻断定するわ
(否、有り得ねぇだろ?)
そもそもヤマトから艦載機が発艦して行ったのを見逃しているわ
(何の為の監視衛星だよw)
なんかもうぅ、やることなすこと突っ込み処満載なのですが、、、 orz
仮にも、彼は「旅団長」じゃないですか
如何でしょ、これぢゃあ ^^;;
私なら、ヤマトを海に沈めるより前に艦隊で総攻撃を仕掛けて完全に黙らせますけどねぇ
意図はともかく艦載機の方は母艦を墜としておけば脅威は殆ど無くなりますから
先ず、予め計算しておいた位置に艦隊を配備します
無論、其所は「海」以外を指定します
そして、可能な限りの重装備で且つ最大限の数の艦艇を配置しますね
墜ちて来たヤマトを万が一にも「海」へ逃がさない為に
その上で、反射衛星砲を其の予め計算しておいた「位置」にヤマトを叩き墜とすよう「連射」します
その際はシュルツの言っているように「相手に息つく暇を与えない」事が肝心ですから、可能な限りの最短時間で「連射」「連射」「連射」ですよ
地上に墜とすまでに成るべく多くのダメージを与えておく事が肝要です
万一「海」に逃げても長時間潜っては居られないように、ね

だって海中に逃げられたら厄介じゃないですか
ガミラス側にはどうもろくな対潜兵器が無いみたい(冥王星に配備されていないだけかも知れませんが)ですし
そう言う意味においても沖田の「海に着水せよ」は見事な判断でしたね
そもそも、確実に相手を仕留める為には手や力を抜いてはいけません
狩りを楽しんでちゃいけないんですよ、シュルツ司令
そんなヒマは無いっす ^^;
まぁ其のお陰でヤマトは生き残れたのですけどねw

さて、この後今度は自分達が「たった1隻」になってしまったシュルツがどんな戦略を見せてくれるのか、ちょっと楽しみにしています

しかし、此は取りも直さず、沖田とドメル双方が後に引けない闘いをせざるを得ない事を示唆しています
七色星団での沖田とドメルの会話は恐らく今回の2199でも殆ど同じように成されると思われます
シュルツの才を認め起用しおそらくは彼を旅団長にまで昇進させた基礎を築いたドメルと
そのシュルツを母星の為に斃した沖田と
今から彼らの直接対決が色んな意味で楽しみでたまらない猫叉です

あああ、結局「シュルツ司令の駄目な所を晒す」の巻になってしまった
すみません、すみません (滝汗

2nd_yamato2199_player

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