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否、其れ、最高の誉め言葉ですって(笑)

一寸賞味期限ギリギリなのですが、この話題を取り上げてみようと思います
「最新マインドコントロール SNSの「いいね!」から始まる」

と言うのも、マイフレsnowdogさんの此のニュース記事に関連した日記に書いたコメントが例によって字数制限に引っ掛かりましてね
まぁ、此の辺りはデフォというか何時もの事なんですけど
結果、折角の面白いと言うか愉しいお話を可成り短縮&要約せざるを得なくて、ですね
ちょっと勿体ないお化けが出るかな?と感じた次第
なんで、改めて1個の日記に仕上げてみました
                                                                              
私が住んでいる場所は古くからの住宅街で、一世代前には家内工業や商店やらが並んでいた典型的な下町です
今は可成り世代交代が進んでしまったので、若い方や新しい住宅もボチボチ建ち初めては居ますが、基本的に其処にずっと昔から住み続けているお年寄りが多く、家自体も昔ながらの古い木造家屋が殆どです
長屋も有りますが基本的には、皆狭いながらも土地持ち&古いながらも家持ちで老夫婦のみの世帯、と言うのが主流ですね
だから普段、特に平日の日中はとても静かです

そんな有る意味典型的な「日本の下町」に某年の初春の昼下がり、一寸した騒動が起こります
今話題(事件当時)の「集団催眠販売サギ」の一団が来たんですね
その日、仕事が休みだった私は庭の手入れをしていました
折しも蔓薔薇のピースが休眠状態から寝覚め、新芽を出しかけていたので、草取りをし肥料を施していたのです
スーツ姿の見慣れぬ若い兄ーちゃんが愛想良く声を掛けて来ました
曰く
『新しく○○区にスーパーの建設予定が有るのですが、今回其処に東京(正確には東京の方から、と言って居たかも知れません)から出店する事になった△△と言う会社です
自然食品や健康関連の製品を扱うテナントで中部地区では初出店になります
付いては、事前にご要望とかをお伺いし出店の際の参考にしたいので、是非アンケートに答えて貰えないでしょうか』
と言って、アンケート用紙と粗品と称する「モノ」を多数渡して来ました
そしてさりげなく
『良ければ近くの××さんの前を借りて、○○時からアンケート用紙の回収と説明会を催すので、是非おいで下さい
その際には、店頭に並べる予定の△△商品を初め沢山の粗品をご用意致しております』
と言って場所を説明し立ち去りました
いえね
胡散臭ぇなとは思ったんですよ
だって其奴、少しも「堅気のリーマン」には見え無かったですからね
愛想は良いんですけど、目が笑って無い
でもなんとゆーか「好奇心」の方が勝りましてね
行ってみる事にしました
「会場」は近くの民家の軒先です
只、その民家、何時行っても「人気」が無いんですね
近所だし、朝の犬のお散歩コースでしたから毎日前を通り掛かるんですけど、人の姿を見た事がありません
確かに家は荒れてませんし、そこそこ小綺麗にはしてあるんですけど「生活臭」が全く無い不思議な家です
表札も上がっていませんしね
そんな「正体不明な」家の前のタタキにクッション付き茣蓙を敷き、ペラい座布団がぎっちり並べてあり、其処が会場だと説明を受けました
順番に前から詰めるよう促され座布団に座って待っていると、アンケートを手にした御近所のお年より達が次々にやって来ました
「会場」が満員になった時点で、彼等は私達の背後に並んで立ち「蓋」をしてしまいました
何というか、まぁ、人垣で作った「軟禁状態」ですね
「店長」を呼んで来るので少々待つよう言われ、大人しく待っていると「店長」がにこやかに登場します
40才前後位の上背のある男性で非常に弁の立つ、また良く通る大きな声の持ち主でした
冗談を交えながらの「説明」は判り易く、聞き取り易かったです
此の辺り、流石は年寄りをターゲットにしているだけの事は有るわ、と感心した物です
只、やっぱり愛想が良くても、冗談を言っていても、相好を崩していても、目が全く笑って無くて「堅気じゃない感」満載でしたね
で、其奴のしゃべりをほげ~と聞いていて、何か妙に既視感があったんですね
何だろうと色々考えていて、ふと思い当たる人物が居ました
「みのもんた」氏です
そう思って聞いていると、話の緩急の付け方や声音の強弱、話し方、話題の振り方なんか妙にそっくりです
そんな調子で小一時間も喋ったでしょうか
「みの」氏が「質疑応答」を始めました
個人的にはそもそも「説明」の内容自体が、もうぅね「ツッコミ処満載!!」でしたから、当然質問しようと張り切ったのですが、実に上手く交わされましたよ
其の辺り、妙に自信に満ちた断定的な話し方と言い、ツッコミの避け方と言い、なんか、もう、本家顔負けでしたね
只「そっち」に気を取られて居たので、知らない間に会場が異様な熱気に包まれて居たのに気付いた時は、軽く目眩を覚えましたよ
そして有る程度「質疑応答」が進んだ時点でお決まりの「恫喝」が登場します
一寸意外と言うか驚いたのは、恫喝する相手が「お客」じゃなくて「お客」の後ろに立ってる「若い衆」へ向けてなんですね
なんでしょう
回転寿司の「本マグロ大トロ一丁!」「喜んで!!」の大声&(怖い方へ)マヂverみたいな感じでした
「みの」氏曰く
『彼等は新人で今度実際に店頭に立ち貴方方の接客に当たる
だから今厳しく教育している最中だ
出来れば是非彼等の顔を覚えていって欲しい』
いやね
「そう言うなら"名札"位付けようよ、顔よりそっちが最低限の礼儀だろうぜ」
と私は独り呟いてましたけどね
勿論誰も聞いちゃいません
今思い返しても見事だなと思うのは、「名前」を一切出していない、若しくは「記憶に残らない」ようにしていた事ですね
事実、後から御近所のお爺ちゃんお婆ちゃんの誰1人「名前」を覚えていませんでしたから
最後は「欲しい方は挙手! ハイ元気に挙手!!」で一気に場を盛り上げます
当然の如く「さくら」大活躍です
恐らく「質疑応答」もさくらだったと思われます
事此処に至っても尚、挙手しない私のような者は、この段階で「会場」から追い出されました
試しに「アンケートに答えたら渡すと言って居た"商品"は呉れるのか?」と尋ねたら
「製品をご購入いただかないと、、、」とマヂ顔で断って来たんで、一旦引き下がる事にしました
と言うのも普段仲良くして頂いているお向かえさんが、まだ会場に残っていたからです
只、此の時点で日は既に傾き暗く成りつつありましたし、春とは言え日が傾けば当然の如く寒くなります
そう言う事柄も全て計算尽くの上でのパフォーマンスなんですね
いやぁ、本当に「見事」でしたよ!
色んな意味で「プロ」の仕事でしたね
何というか、実に良く訓練された、用意周到な舞台演劇を見ているようで、個人的には愉しかったです

ただ、お向かえの老夫婦が案の定「契約して」帰って来ちゃいましてね
持ち帰った実際の「代物」を見、契約して来た金額を聞いてちょいと「ヤバイ」と感じた(確か「磁気系の健康器具」で7~80万円(分割)だったように記憶しています)もんですから、お節介かなと思いつつも「解約」を勧めてみました
幸いお向かえさんは私の話を聞いて下さり、解約の意思表示をして下さいましたから、私も後学の為にと思ったのでお手伝いをする事にしました
先ずは取り敢えず「生活消費者センター」に通報がてら対策を相談しようと思い、電話を掛けてみることにしました
既に6時を回っていましたが電話は無事繋がり、指示を仰ぐことが出来ました
電話対応してくれたのは落ち着いた感じのオバサンでしたが、実に手際よく指示をして下さいましてね
注意点とか具体的な方法とか、此方の知りたい事を全て端的に教えてくれましたよ
で、言われた通りに解約依頼をし実際に「解約」に成功したのは、翌日のお昼位だったそうです
仕事から帰ったら直ぐに声を掛けられ、そう報告を伺ったときは心底ホッとしました
と同時に、私の話を聞いて下さったことに感謝しましたよ

只、あの時一番怖いな~、と思ったと言うか、薄ら寒くなった事は、お爺ちゃんお婆ちゃん達に「被害者意識が"全く"ない」んですね
「いい人達だった」「良い買い物をした」としか思っていないんです
お向かえのご夫妻も日頃から私との交流が無ければ「解約」なんて、とてもとても応じて頂け無かったと思います
お向かえの方にしても、当初は「良い買い物をした」て喜んでいらっしゃいましたから
順を追って事細かに説明していくうち「怪しげなもの」と判って下さいましたが、あれとて普段敵対している人、例えばお嫁さんとか、の話だったら全く聞く耳を持ってくださらなかったと思います
事実、あの場にいて「契約しちゃった」方は他にも何組かいらっしゃったのですが、その後、解約手続きまで行動を起こして下さった方は半分にも満たないんですよ
後、基本御近所のお年より達は「小金持ち」なんで、解約なんて「面倒」なだけらしく「別に(偽物でも)良い」と言い切る方までいらっしゃいました
騙す方は其の辺りの事情まで全てリサーチ済みでしょうし、物凄く上手に突いてくるから色々と本当に厄介な問題が内包されていると思います

最後に表題の「否、其れ、最高の誉め言葉ですって(笑)」ですが、snowdogさんの返しコメントに「うさん臭いのが分っていながら見物にゆくとこが、こう、なんというか、らしいというか(^^;;。」と言うのがありまして、其れに対するお返事で御座います
何しろ、今までで一番嬉しかった”誉め言葉”が、高校自体の悪友U氏が苦笑混じりに言った「色気も何もないけど非常に貴女らしい」だと思っている天の邪鬼ですからね、私は

さて、ずっと棚上になっている「アンデルセン考」をそろそろ本気で書かなくちゃ
オマケで「魔除け」替わりに「銃剣神父」をペタっとしておきます

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コメント

皆様、沢山のご訪問とコメントを有り難う御座いました
普段いらっしゃらない方の足跡やコメントがある辺り、時節柄こう言った事件(?)に対する関心の高さを痛感致しております
特に日記をUPして10分と経たない内に複数の足跡を頂戴しましたのには、正直驚きを禁じ得ません

本当に有難う御座いました

本来でしたら個別にコメントを差し上げねばならない処ですが、爬虫類愛好家としてどうしても書いておきたい事件が起きてしまいました
誠に申し訳御座いませんが、其方を優先したいと存じます
何れコメントは個別にお返ししたいと思っておりますので、申し訳御座いませんが、今暫くお待ち下さいませ

尚、今回のお話には後日談が御座います
此の後日談を持って当面のお返事とさせて頂きたいと存じます
よろしくお願い申し上げます


当時私が勤めていた職場には、所謂「刑事課出身の警察OB」が常勤していましてね
その時のOBは、見た目とても温厚な老紳士のSさん
この方、兎に角声を荒げたのを聞いた事がない上に、何気ない冗談がお上手な、何時も静かに笑っている、、そんな宮澤賢治の詩にでも出て来そうなお方でしてね
ま、仕事の時は笑みを浮かべていても「目は決して笑っていない」そんな生粋の元刑事さんでもありましたけど ^^;

そんなSさんに、今回の経緯を話しましたらば、、、、
物凄~~~~~く、穏やか~~~~~に、懇々と~~~~~
「叱られました」^^;;
そうです
「説教」ぢゃなくて思いっきり「叱られ」たんですね
曰く
「勇気と蛮勇は根本的に違うものなんだよ? 貴女のやった事は只の「愚挙」です、次回は必ず自制して下さいね」

まぁ、そう言う事ですので
『よい子は決して真似をしてはいけない』
様です
皆様くれぐれもご注意下さいまし ^^

投稿: LIN | 2012年4月17日 (火) 03時21分

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