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「HELLSING」 Ⅳ

さて、続きです
先ずは、過去日記「HELLSING」Ⅰ~Ⅲで紹介されて居ない登場人物を纏めて紹介致します

「ウォルター・C(クム)・ドルネーズ」
ヘルシング家の執事にして死神の異名を持つ、元「ヘルシング家のゴミ処理係」
極細の鋼線を自在に操る事であらゆる物体を切断、時には編み込む事で銃攻撃等を防ぐ盾として活用する事もある
55年前にアーカードとナチスドイツの吸血鬼研究機関(後の「ミレニアム」となる少佐の部隊)と交戦、是を壊滅させている
後に自らの意志で「吸血鬼」となりアーカードと闘うが、ミレニアムで受けた施術がドク曰く「可成り無理な施術」で有った為、身体能力を保つ事が出来ず敗れ去る
最期は彼らしい義務と責任の果たし方でインテグラに応えた
「私は何者にも命受けずにここに立っている
 私は私として立っている
 ウォルター・C(クム)・ドルネーズとして立っている」例の銃剣神父に傾倒するまで、私の一番のお気に入りは他ならぬ此の「ウォルター老」でした
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<ウォルター老>
いやぁ~、こう言う格好良い年寄り(某氏曰く「スーパー爺ちゃん」笑)が大好きなんですね~、昔っから
また中の人(声優)の清川元夢さんが実に渋い!
今回ほど自分のイメージと合致した例は、あのブラック・ジャックの大塚明夫氏を覗いては、過去に類を見ない程です
で、結局最期は逝ってしまう、、、と(哀)
本当に何処まで「負のジンクス」が付き纏うんですかねぇ

「セラス・ヴィクトリア」
アーカードが血を吸った為に吸血鬼となった女吸血鬼(ドラキュリーナ)
元々は警官だった為、通称「婦警」
金髪碧眼で胸が大きい(どんどんデカく成る、と作者本人が告白・笑)
ヘルシング機関の1員で、アーカードを「マスター」と呼び、基本的にアーカードの従者のような立場
因みにインテグラの事は「インテグラ様」と呼んでいた
もっともアーカードがインテグラの元に帰って来るまでの30年の間に、インテグラ自身を「マスター」と呼ぶようになったようだが
戦闘に関しては専用武器「ハルコンネン」
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<セラス・ヴィクトリア>
この物語のもう1人のヒロインですね
有る意味、HELLSINGはセラスの「吸血鬼としての成長記」とも言えるのでは無いでしょうか
殆ど回避不可能な「成り行き」で吸血鬼になった彼女は、常に「人間」であった自身を失なわまいとする、無駄とも思える葛藤を延々と繰り返しています
吸血鬼であると言う様々な事実を前にしても尚、彼女曰く「(自ら欲して血液を)飲んだら何かを失うような気がして」吸血鬼の唯一の糧である「血液」を拒絶し続けます
結局、その最期の扉を命懸けで開いたのはベルナドット隊長でした
後、覚醒後と言うか、本物の吸血鬼になったセラスは、アンデルセンをして
「その娘はもはやおまえたち(13課の武装神父隊)が束になっても相手にならん」
「吸血鬼セラス・ヴィクトリア!!おそろしいものになってやって来たものだ」
と言わしめる存在になります
少佐からも事前に「奇跡の様な存在だ 冗談の様といってもいいがな」と言われている所を見ても、アーカード直系の眷属は吸血鬼の中でも相当のレベルになるんだと思われます
「ポーの一族」でも出て来た設定なんですけど、直系は「血が濃い」ので何かと特別なんでしょうね
でもね
無敵の吸血鬼モードになっても尚、可愛いんですよ、彼女(セラス)は、
色々とまぁやらかしてくれますしね(笑)

「エンリコ・マクスウェル」
法皇庁(ヴァチカン)が持つ唯一最強の戦力で「イスカリオテ(ユダ)」の名を持つ存在しないはずの「第13課」の機関長
妾の子として生まれ、恐らくそれ故その存在を忌み嫌われた為、幼少期をアンデルセンの勤める孤児院で過ごす事となったと思われる
その性か人を見返す為に、より高い地位を望む極端とも言える上昇志向が強い
最終的には第九次十字軍の長を任され大司教に昇格したが結局、神に司えることをやめ「神の力」に司えてしまった為、アンデルセンから引導を渡される
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<エンリコ・マクスウェル>
「友達なんかいらない
 仲間なんかいらない
 父さまも 母さまもいらない!!」
「先生 アンデルセン先生 
 僕は偉くなる
 偉くなってやる
 偉くなって誰も彼も見返してやる!!」
恐らく、彼の本当の孤独や悲しみを分かっていたのは、アンデルセンだけだったのではないでしょうか
最期に「助けて、先生ッ!!!」と其れまで呼び捨てというか、明らかに「道具扱い」していたアンデルセンに助けを求めていますからね
そんな心からの絶叫を受けてもアンデルセンは、微動だにせずマクスウェルを助けようとはしません
此の辺り、オーディオコメンタリーでも中田伯爵(中田穣二)が仰有って居ましたが、アンデルセンの責任の取り方が実に見事です
是ぞ正に「けじめ」ですね
因みに第13課、マクスウェルの後任には「間久部」と言う人物が着いています
は~い、名前は例のホラ、あの方ですね、間違いなく
みんな好きですねぇ

「ヴァレンタイン兄弟」
白を基調としたイメージのジェントルな兄・ルークと、黒を基調としたストリートギャング風の弟・ヤンの吸血鬼兄弟、因みにルークは准尉
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<兄・ルーク・ヴァレンタイン>右 <弟・ヤン・ヴァレンタイン>左
本人達は物語の序盤(2巻)で派手に登場し、派手に去って逝った訳(兄のルークは、アーカードとの闘争に負けアーカードの使い魔バスカヴィル(魔犬)に喰われてしまうし、弟のヤンは まぁ色々と頑張ったんですけど結局、ミレニアムによって仕掛けられた発火装置によって体が燃える中「ミレニアム」という言葉を遺して灰となる)なんですけど、巻末のオマケ漫画「ルークとヤンの人情紙○○」(○○の部分は毎回適当な単語に置き換わる)で見事復活を果たしちゃったり(違)する
まぁ、作者や読者の皆に一番愛されて居るキャラクターでしょうな
ちゃっかり、HELLSINGの次回作「ドリフターズ」の「帯」にも登場してたりする
しね(笑)

後、是は一寸番外かも知れないのですが、面白い遣り取りがあるんで掲載します

「女王・クイーン」
はい、英国女王其の人ですね
南米帰りのアーカードが円卓会議を招集した女王に「挨拶」をするシーンが有るんですけど、なんとその第一声は女王からの「お久しぶりね 吸血鬼(ヴァンパイア)」でした
其れを受けてアーカードが応えます
「50年ぶりかな そうか もう女王(クイーン)になったのだな」
女王が答えます
「あなたは何も変わらないのね 吸血鬼(ヴァンパイア)」
「わたしはもうこんなにこんなにも年老いてしまいました もう しわくちゃのお婆ちゃん」
是にに対してアーカードが再び答えた言葉が此方
「貴方も50年前の様なおてんばのままだ お嬢さん」
「いや 貴方は今こそが確実に美しいのだ 女王(クイーン)」

アーカードは、別のシーンでも人工吸血鬼に依って若返ったウォルターに
「老いたお姿の前は 其の様の何兆倍も何京倍も美しかったというのに なんて醜い様だ」
と言っています
アーカードは「不死の王・ノスフェラトゥ」です
普通なら「羨ましい」筈の不老がアーカードには「醜い様」でしか無いんでしょう

アーカードは再々言います
自分は「化け物」であると
「化け物を倒せるのは人間だけだ」と
更に原作9巻、OVAⅨ巻では「神の力の本当の化け物」になったアンデルセンを斃した後、血の涙を流しながら叫びます
「おまえはおれだ!!」
「おれもこの通りの有様だった」
「俺もこの通りの様(ざま)だったんだ」

この後のアンデルセンの台詞は、、、また次回

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