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大いなる勘違い

いやぁ~、こんな勘違いは久しぶりですわ
参った、参った、
あ、はい、皆様 お変わり御座いませんか?
なんですか、まぁ、色々と御座いましたねぇ
っていうか、まだ、進行中のようで御座いますけれど

で、久しぶりの日記というか、復帰第1号がこんなので良いのか、と言う陰の声は放っておいて、久々に征きます

私は自他共に認める猫叉なんですが、此奴が又小癪な事に生粋のSF小僧なんですね
SFの定義とは何ぞや、とかから始めますと、ですね、多分軽く日記10個分は征ってしまうでしょうから此処は簡単に「SF=サイエンス・フィクション(Science Fiction)の略」としましょう
ま、ちょいと古めかしい言い方をするなら「空想科学小説」って奴ですね
身も蓋もない言い方をするなら、何処ぞの誰かが作った単なる「作り話」ですよ
謂わば「御伽噺」なんですがね
所がSF小僧って奴は、この何処ぞの誰かが作った「御伽噺」が3度の飯より好きでしてねぇ
いやもう、好きなんてレベルじゃないですな
何処ぞの誰かが作った「作り話」を喧々囂々、侃々諤々、延々と、然も、嬉々としてやり合うんですからね
ま、そんなイカレた野郎共の一員である猫叉のSF歴って結構長かったりします
小学性の頃にはアイザック・アシモフとかふつーに読んでまして「鋼鉄都市」の”イライジャ”に惚れてみたり、「銀河帝国の興亡」の”円に終わり無し”を文集の寄せ書きに得々として書くなど、今思うと大変イタイと云うか、小っ恥ずかしい事を平気でしておりました
所が、元来好き嫌いが激しい気性でしてね
或る意味、当然っちゃ当然なのですが、読んだ物が偏って来ます
元々、一旦好きになった作家はとことん読み倒すタイプの小僧なんで、狭いんですよ色々と
こんな調子なので、案外世間では名作と呼ばれている物を読み落としている事があります

高校時代のSF仲間にU氏と云う紳士がおりまして、是が又実に博識でしてね
万遍なく色んなジャンルを読破していました
そんな彼の当時の一押しが是
J.P.ホーガンの「星を継ぐもの」でした
当時私はアイザック・アシモフとアーサー・C・クラークに傾倒してまして、こっちを読むのに手一杯でした
お二方とも多作でいらっしゃるし、傑作も名作も多い方ですから
もうぅね、幾らでも読むべき物や調べたい事が出て来ちゃうんですよ(笑)
然も、丁度この辺りからスタニスワフ・レムに興味が出て来て、あれこれ摘み食いしかけてましたからね
自分の好みを追いかけるので一杯一杯です(笑)
でも、U氏は私の好みを熟知してましたから、きっとハズレは無いだろうと信じて「星を継ぐもの」を手にした訳です
ところが、です
ダメだったんですねぇ
どうにも面白くない
というか、なんか付いて行けなくて途中でギブアップした、という方が正しいですね
まぁ、こう言う事、私には珍しくありません
実際、名作の誉れ高い「デューン」シリーズとか、「ハイペリオン」シリーズとか、アーシュラ・ル・グインとか、全く駄目でしたから
私には結構「相性」があるようでして、相性さえ合えば可成り「難解」といわれている部類の物でも読めてしまうのですが、一旦相性が合わないとなると全く受け付け無くなっちゃうんですね
どうやらホーガンは駄目な部類のようだ、、、
些かガッカリ(否、自分にですよ)して本を閉じたのを覚えています

そうこうする内にン十年過ぎ去りまして、皆既月食だった先日、図らずも私は再び「星を継ぐもの」を手にしていました
でも今度は漫画版
そう、彼の「星野之宣」が描いているアレ、です
彼は私のお気に入り漫画家の1人で、お付き合いは高校時代からと結構古いです
当時「マンガ少年」と云う月刊誌がありましてね
いやもう執筆陣が豪華絢爛というか贅沢というか豪勢というか
然も”少年誌”というジャンルを越えて可成りな範囲を網羅していました
例えて云うなら「クイーンエリザベス2世号」の特別スイート、然も月替わり著名執事付き、で世界一周!! 位のイメージです(笑)
で、このクイーンエリザベス2世号には超有名執筆陣だけでなく、才或る新人達も多く乗船してましてね
此処で私は星野之宣と出会いました
wiki君によると「ユニコーンの星」が最初の出逢いだったようです
多分、其処から単行本の「サーベルタイガー」を手にして一気に嵌ったと思われます
個人的には「サーベルタイガー」や「2001夜物語」の印象の方が強いんですが「ユニコーンの星」が初対面だったんですねぇ
いやぁ、人の記憶ってアテにならんものですな
ちょっと話題が逸れてしまうんですが
このサーベルタイガーに収録されている「サージャント」に出て来る「タキ伍長」が好きでしてねぇ
或る意味、理想の軍人ですな
で、やっぱり死亡フラグ立ってましたな、、、orz
閑話休題

で、皆既月食の夜に私は再び「星を継ぐもの」に巡り会った訳です
今度は間に「星野之宣」が居るから大丈夫だろう!と、まぁ彼を信じて
というか、色んな所のレビューが良かったんで、安心して、
というのもSF小僧共って、結構容赦無いんですよ
まぁ、私を含めて、ですが
好きな作家であろうと、というか、寧ろ好きな作家だからこそ、書評はより辛辣になります
J.P.ホーガンも星野之宣も謂わば大家の範疇です
ファンも多いです
だからこそ、容赦しないんですね
何故なら、みんな愛してるから、です
好きだからこそ妥協しないんですよ
そんな組み合わせなのに、レビューが良い
是は物凄い朗報ですね
ま、そんな訳で、久しぶりにwktkしながら手に取った次第です

で、読後、私の頭の上に”?”が10個くらい飛びました
あれ?「星を継ぐもの」ってこーゆー話だったっけ、、、謎
如何、目茶苦茶ふつーに読めたぞ
っていうか、読み易かったぞ
あの時感じた「暗くて重い壁が立ちはだかる」様な感じは何処に???
早速、主人に確認
「えと、星を継ぐもの、ってああ言う話だったっけ?」
「ん?そうだよ、委員会の件は一寸記憶に無かったけど、ああ言う話じゃね?」
げ、、、
私って一体ナニと混同してたんだ?!
再度確認
「ホーガンの巨人3部作の一つだよね」
「そうだよ、、、、以下ネタバレのため省略」
げげげげげ!!!!!
慌ててGoogle先生とwiki君に尋ねまくる
やばい! 私ったら一体ナニと混同してたんだろう!!
感じてたのと真逆じゃん!
え、話の展開が楽天的すぎる、ってナニ??
、、、、、、、OTL、、、、、、、

アレからつらつら考えてみるにどうも「ハル・クレメント」の「超惑星への使命」辺りと混同していたように思うのですが、ハル・クレメントにはそんなに苦手意識が無かった筈なんですね
「20億の針」とか「重力の使命」とか当時からもう大好きでしたから
第1、彼の作品って確かに緻密ですけど読み易い、少なくとも私には、読み易いですしね
まぁ、真相は闇の中、、、ということですな

そうそう、此の「重力の使命」に登場するメスクリン人の船長が好きでしてね
ああ言う上司の下で働いてみたいとか思っていましたよ
リアルScolopendra は勘弁ですが(笑)

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